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多久聖廟

多久聖廟

佐賀県多久市にある多久聖廟(たくせいびょう)は、宝永5年(1708年)、多久鍋島家4代・多久茂文(たくしげふみ)が、儒学の祖・孔子を祀るため、邑の学問所(後の東原庠舎)に建てた孔子廟。現存する孔子廟(孔子を祀るお堂)としては、栃木の足利学校、岡山の閑谷学校に次ぎ、日本最古のもののひとつで、国の史跡にも指定。

中国風彫刻が施された廟内は必見

多久聖廟恭安殿は中国様式を取り入れた禅宗様仏堂で、麒麟鳳凰の彫刻や文様など、中国趣味が随所に見られます。
孔子像を収める八角形の厨子「聖龕(せいがん)」とともに、国の重要文化財。

4月18日と10月第4日曜日には孔子に感謝し、甘酒、銀杏(棗)・栗・芹・筍の蔬菜類と雉肉(鮒)・御飯・餅などを供える『釈菜』(せきさい)が行なわれています。
また、この日に限って廟内の拝観が唯一許されています。

近くにある西渓公園は、多久邑家老・女山多久家の屋敷跡。

多久聖廟
名称 多久聖廟/たくせいびょう
所在地 佐賀県多久市多久町1642
関連HP 孔子の里公式ホームページ
電車・バスで JR多久駅から昭和バス武雄・西多久行きで10分、本多久下車、徒歩10分。または、市内循環バス西まわりで10分、聖廟前下車、徒歩2分
ドライブで 長崎自動車道多久ICから約7.2km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 多久聖廟案内詰所(多久市観光協会) TEL:0952-75-6220
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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