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嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」

嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」

平成22年、嬉野温泉(佐賀県嬉野市)にオープンした公衆浴場。佐賀藩の支藩のひとつ蓮池藩の湯治場が前身で古湯の名で親しまれてきましが老朽化を理由に閉鎖。合併特例債を活用し3億円をかけて再建し、嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」としてオープン。名称は公募で決定したもの。

シーブルとも注目した嬉野温泉の泉質!

大正時代に建築されたゴシック風の建物を再現し、嬉野温泉のシンボルとなっています。
1階に男女別の大浴場、2階には貸切風呂と休憩室があります。
2階の休憩室では出前の利用も可能。

泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、腰痛、神経痛、リウマチ、婦人病などに効果があります。

ちなみにシーボルトの『江戸参府紀行』によれば、文政9年1月9日(1826年2月15日)に長崎・出島を出立し、1月11日(2月17日)に嬉野を経て塚崎(武雄)に到着しています。
下関〜室津の瀬戸内海は船を利用し、山陽道、東海道を東上し、江戸に着いたのは3月4日(4月10日)のこと。
『江戸参府紀行』には、嬉野温泉の泉質に関して「この水の中には主として硫酸塩と少量の塩酸塩が溶解して含まれていると考えられている。注目すべきことは、源泉から遠くないところの石膏床に天然の硫黄色が存在していることである」と記されています。

嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」
名称 嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」/うれしのおんせんこうしゅうよくじょう「しーぼるとのゆ」
所在地 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙818-2
関連HP 嬉野市公式ホームページ
電車・バスで JR武雄温泉駅からJRバス嬉野温泉行きで30分、終点下車、徒歩7分
ドライブで 長崎自動車道嬉野ICから約2.6km
駐車場 50台/1時間30分まで無料、以降有料
問い合わせ 嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」 TEL:0954-43-1426
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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