静岡県浜松市西区、平成18年11月1日に誕生した舘山寺温泉のシンボルが、舘山寺浮見堂(かんざんじうきみどう)。日本で唯一湖上を渡るかんざんじロープウェイ・かんざんじ駅近く、内浦湾に突き出した長さ45mの桟橋の先端に東屋が設けられ、これが浮御堂です。
内浦湾に浮かぶ舘山寺温泉のシンボル
浮見堂には、中国・江蘇省蘇州市姑蘇区の寒山寺(臨済宗の寺)から贈られた舘山寺の鐘のレプリカも置かれています。
伊藤博文(いとうひろぶみ)が明治37年に鐘を鋳造し、舘山寺と中国の寒山寺に鐘を寄進したもので(「姑蘇寒山寺、歴劫年久、唐時鐘声、空於張継詩中伝耳。嘗聞寺鐘転入我邦、今失所在、山田寒山捜索尽力、而遂不能得焉。乃将新鋳一鐘齋往懸之」と刻まれています)、浮見堂には寒山寺に現存する鐘のレプリカが飾られているのです。
舘山寺浮見堂 | |
名称 | 舘山寺浮見堂/かんざんじうきみどう |
所在地 | 静岡県浜松市西区舘山寺町2231 |
関連HP | 舘山寺公式ホームページ |
電車・バスで | JR浜松駅から遠州鉄道バスで46分、舘山寺温泉下車、徒歩5分 |
ドライブで | 東名高速道路舘山寺スマートICから約4km |
駐車場 | 舘山寺参拝者駐車場(32台/30分まで無料、以降有料、舘山寺園の利用による割引あり)、門前通り公共駐車場(9台/無料) |
問い合わせ | 舘山寺 TEL:053-487-0107 |
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