凱旋濠
東京都千代田区皇居外苑、江戸城を取り囲む内堀のうち、皇居外苑・皇居前広場の南側に位置する濠が、凱旋濠(がいせんぼり)。もともとは東に続く日比谷濠の一部でしたが、明治39年、日露戦争を記念して皇居外苑を南北に縦断する凱旋道…
東京都千代田区皇居外苑、江戸城を取り囲む内堀のうち、皇居外苑・皇居前広場の南側に位置する濠が、凱旋濠(がいせんぼり)。もともとは東に続く日比谷濠の一部でしたが、明治39年、日露戦争を記念して皇居外苑を南北に縦断する凱旋道…
東京都千代田区、江戸城を取り囲む内堀のうち、南東側、半蔵門から桜田門までの部分が、桜田濠(さくらだぼり)。現在は皇居を囲む濠ですが、広いところの水部で幅115m、上端で215mという江戸城最大の濠。しかも自然地形の谷地を…
東京都千代田区、江戸城を取り囲む内堀の西部分、皇居の西側の部分が、半蔵濠(ほんぞうぼり)。代官町通りから半蔵門までの部分ですが、明治33年、代官町通りを建設するため、土橋が築かれて千鳥ヶ淵と分断されて誕生した濠です(それ…
東京都千代田区、江戸城を取り囲む内堀のうち、現在、日本武道館のある北の丸(現・北の丸公園)の北東側部分、清水門と田安門の間が、牛ヶ淵(うしがふち)。江戸時代中期に編纂された江戸の地誌『江戸名勝志』によれば、銭を積んだ牛車…
東京都千代田区皇居外苑、江戸城を取り囲む内堀のうち、清水門と竹橋の間にあるのが清水濠(しみずぼり)。清水門、清水濠という名の由来は、家康が江戸に入府して江戸城が築城される以前、中世には清水寺が建っていたとか、清水が湧き出…
東京都千代田区皇居外苑、江戸城本丸(現在の皇居)の東、江戸時代には有力大名の屋敷が並んだ外濠公園の東側に南北に通る内堀のひとつが、和田倉濠(わだくらぼり)。南に馬場先濠、そして日比谷濠、西に桔梗濠、大手濠と続き、濠には和…
東京都千代田区皇居外苑、江戸城を囲む濠(内堀)の一部が、日比谷濠(ひびやぼり)。祝田橋〜馬場先門の間の濠で、東南の角部分にあたります。濠の内側が有名な楠木正成像のある皇居外苑、南側が日比谷公園、東側に東京會舘、帝国劇場が…
兵庫県姫路市本町、姫路城大手門前の内堀に架かる橋が、桜門橋。かつては木橋が架かっていましたが、発掘調査で出土した橋台の遺構を活かし、江戸時代の木橋をイメージして平成19年2月に現代版の橋に架け替えられています。全長22m…
今治城(愛媛県今治市)、中津城(大分県中津市) と並んで日本三大水城に数えられる高松城。埋め立てや市街化が進んではいますが、今も内堀は海とつながり、水門で水位が管理されています。そんな内堀を和船で遊覧するのが「玉藻丸」で…
江戸城の本丸を守る内濠(内堀)のひとつが三日月濠。明治21年、江戸城西の丸・吹上に明治宮殿で建設され、乾門(いぬいもん)が新造されたことで、乾濠と呼ばれるようにもなりました。三日月濠という名は、その名の通り、三日月のかた…
1614(慶長19)年に造られた桔梗門(内桜田門)近くにある江戸城の内濠(内堀)。最初に江戸城を築いた太田道灌の時代に、この近くに道灌が築いた「泊船亭」があった地と伝えられ、道灌の家紋の桔梗紋から桔梗門、桔梗濠という名が…
東京都千代田区千代田、平川門と大手門の間にある江戸城の内濠(内堀)が大手濠(大手堀)。大手とは追手、つまりは玄関(正門)という意味なので、この大手濠のある側が江戸城の正面ということになります。南には桔梗濠、西には平川濠が…
江戸城の三の丸と二の丸を隔てる濠。平川門から江戸城に入ると左手に天神濠、右手に平川濠があります。今では土橋になっていますが、江戸城築城当初は跳ね橋で、いざという時には橋を落として防衛力を強化することができました。天神濠と…