毎年2月11日8:45〜16:00、群馬県南部、利根川沿いに広がる玉村町上福島地区で、元禄年間から続く『すみつけ祭』が行なわれます。この祭りは、江戸時代の元禄年間(1688年〜1704年)、村に疫病が流行した時に転んで鍋の炭(すみ)が顔にベッタリついた下女だけが病気にかからなかったのが起源とされる奇祭です。
上福島公民館に集合し、出発!
埼玉県加須市騎西の玉敷神社から御神体と天狗の面を借り受け、祭り当日の2月11日は、上福島公民館に集合し、8:45頃に出発。
天狗の面をつけて手に2本の「ボンゼン」を持った先達(せんだつ)を先頭に、御神体を奉持した人、太鼓を担いで打ち鳴らす人、その後に御神体や大太鼓、顔中に炭を塗りつけた大人や子どもが続き、家々を回りながら人々の顔に輪切りの大根につけた炭をつけます(上福島地区の東の方から順に各家を回り、各家では米や賽銭などを供えます)。
炭をつけてもらうと、その年は風邪や悪病にかからないといわれています。
以前は鍋や釜の炭を使用しましたが、現在は消し炭を使用。
すみつけ祭|玉村町 | |
開催日時 | 毎年2月11日8:45〜16:00 |
所在地 | 群馬県佐波郡玉村町上福島1001 |
場所 | 上福島公民館(集合場所) |
関連HP | 玉村町公式ホームページ |
電車・バスで | JR高崎線新町駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 北関東自動車道前橋南ICから約3km。関越自動車道高崎玉村スマートICから約4km |
問い合わせ | 玉村町経済産業課 TEL:0270-64-7709 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
画像協力/ググっとぐんま観光宣伝推進協議会
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