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霧降の滝

日光と霧降高原を結ぶ霧降高原有料道路沿いにある落差75m、幅15mの滝が霧降の滝。霧降の滝観瀑台が設けられ、原生林の合間を縫うように流れ落ちる姿を眺望できます。上下2段に分かれ、水量の多い沢水が上段の滝から落下し、岩棚に当たって霧となって飛翔するので、霧降の滝と呼ばれるようになったとか。日本の滝百選にも選定。

日光三名瀑に数えられる優美な滝

観瀑台への道
観瀑台から新緑の霧降の滝

霧降川の標高700m前後の部分に懸かるのが霧降の滝。
その姿は幻想的で、華厳の滝、裏見の滝とともに日光三名瀑のひとつに数えられています。
人気の紅葉は10月中旬〜下旬が見頃。

霧降の滝は、女峰山(2464m)の前衛峰である赤薙山(2010m)を源とする板穴川にかかる巨瀑。

崩落箇所があるため近年は滝の間近へは行けませんが、遠めから眺めるだけにその神秘な姿がより印象的に感じられます。

葛飾北斎『諸国滝廻り』「下野黒髪山きりふりの滝」

男体山は全山緑樹で包まれているので黒髪山と呼ばれていました。
霧降の滝は、実際には男体山ではなく、女峰山(2463.7m)から派生する赤薙山(2010.5m)を源流とする霧降川に懸かっています。
日光山参詣の旅人が、寄り道して鑑賞したという霧降の滝。
往時には滝壺近くまで降りる道がありました。

滝を見下ろす旅人と、滝壺から見上げる旅人が描かれており、2つの視点を意識させるという北斎らしい構図になっています。

葛飾北斎『諸国滝廻り』「下野黒髪山きりふりの滝」

 

霧降の滝
名称 霧降の滝/きりふりのたき
Kirifuri Falls
所在地 栃木県日光市所野
関連HP 日光市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR日光駅・東武日光駅から東武バス霧降高原行きで8分、霧降の滝入口下車、徒歩20分
ドライブで 日光宇都宮道路日光ICから約4.7km
駐車場 100台/有料
問い合わせ 日光市観光協会 TEL:0288-22-1525/FAX:0288-25-3347
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

華厳の滝

那智の滝(那智大滝)、袋田の滝と並ぶ日本三名瀑のひとつに数えられる有名な滝で日光二社一寺の神域に位置しています。中禅寺湖から97mの高低差を一直線に水が流れ落ちる様は荘厳かつ豪快。昭和5年に営業開始という歴史ある専用エレベーターで滝壺近くま

日本の滝百選 関東10瀑

関東エリアには日本三名瀑に数えられる袋田の滝、華厳の滝があるほか、群馬県の3瀑を筆頭に、栃木県と神奈川県に2瀑、その他の都県にひとつずつの、合計10瀑が日本の滝百選に選定。そのうち常布の滝と早戸大滝は到達困難なまさに「幻の滝」です。袋田の滝

 

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