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日光東照宮・鐘楼 鼓楼

日光東照宮・鐘楼 鼓楼

日光東照宮・陽明門の前に東西に対称的に配置されているのが鐘楼と鼓楼(ころう)。明治初年の神仏分離以前、神仏習合時代の名残で、その名の通り銅鐘と鼓(太鼓)を収蔵しています。3間四方の方形で、入母屋風銅瓦葺き、基部は末広がりになった袴腰(はかまごし)になっています。寛永の大造営の際に建立されています。

陽明門下、東西対称に建つ

東側の鐘楼、背後は東回廊と陽明門(ともに国宝)

構造的には対称的な2棟ですが、細部の飾り付けを眺めると彫刻の種類や数に違いがあることがわかります。
陽明門に向かって右側(東側)の鐘楼には鶴、竜、飛竜、麒麟(きりん)、波など合計78体の装飾が施されていますが、左側(西側)の鼓楼には亀、竜、雲など38体が飾られるのみ。
装飾自体は鐘楼の方が豪華になっています。

鐘楼(附・銅鐘)・鼓楼は国の重要文化財に指定されています。

西側の鼓楼、左側はオランダ王国寄進の廻転灯籠
日光東照宮・鐘楼 鼓楼
名称 日光東照宮・鐘楼 鼓楼/にっこうとうしょうぐう・しょうろう ころう
所在地 栃木県日光市山内2301
関連HP 日光東照宮公式ホームページ
電車・バスで 東武日光駅から東武バス世界遺産めぐりで勝道上人像前下車、徒歩10分
ドライブで 日光宇都宮道路日光ICから約3km
駐車場 100台/有料
問い合わせ 日光東照宮社務所 TEL:0288-54-0560/FAX:0288-54-0061
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日光東照宮

徳川家康の遺言により徳川2代将軍・徳川秀忠が元和3年(1617年)に造営し、3代将軍・徳川家光が現在の形へと大改修(寛永の造替)を行なった徳川家康の霊廟が、栃木県日光市の日光東照宮。「日光を見ずして結構と言うなかれ」という言葉まで生まれた壮

日光山輪王寺大猷院・鐘楼 鼓楼

徳川家康(東照大権現)を祀る日光東照宮の陽明門前にも鐘楼(しょうろう)と鼓楼(ころう)が参道を挟んで並んで建っていますが、徳川家光(大猷院)を祀る日光山輪王寺大猷院(にっこうざんりんのうじたいゆういん)にも、夜叉門前に鐘楼と鼓楼が並んでいま

 

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