栃木県芳賀郡茂木町(もてぎまち)入郷にある美しい棚田が入郷石畑の棚田(石畑の棚田)。中山間地の谷津田が棚田を形成し、2.4haに180枚の棚田があります。耕作する農家は十数戸で、「入郷石畑棚田オーナー制度」がつくられ、棚田保全が図られています。日本の棚田百選に選定される、関東では貴重な棚田です。
「入郷石畑棚田オーナー制度」を導入
例年4月にクロ架け(田んぼの土を、田んぼを取り囲む畦に塗る作業)・ハッチョウトンボ保全、5月中旬に田植え、9月中旬に稲刈りが行なわれています。
担い手不足による耕作放棄が進んだことから、平成12年に地元農家7名が入郷棚田保全協議会を結成。
「入郷石畑棚田オーナー制度」を導入、古代米や酒米の田植え、ハナショウブの定植などが行なわれ、往時の美しい棚田が復活しています。
「入郷石畑棚田オーナー制度」では、地元農家は農作業指導に徹し、田植え、数回の草刈り、クロ掛けから脱穀までオーナーにやってもらうスタイルを現在も貫いています。
「道の駅もてぎ」では棚田米や地元農産物が購入できます。
名称 | 入郷石畑の棚田/いりごういしばたけのたなだ |
所在地 | 栃木県芳賀郡茂木町入郷 |
電車・バスで | 真岡鐵道茂木駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 北関東自動車道真岡ICから約37km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 0285-63-5634 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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