栃木県宇都宮市塙田1丁目、16階建ての栃木県庁本館、その横の東館、南館に並んで建つのが、栃木県庁・昭和館。昭和13年10月に4代目の栃木県庁舎として完成し、平成15年まで県庁舎として使われた建物で、現在は展示施設、イベント会場として再生されています。
映画、ドラマのロケも多数
設計は滋賀県庁舎本館(国の登録有形文化財)と同じ、地元・栃木県出身の建築家である佐藤功一(さとうこういち=早稲田大学建築学科の創始者で、大隈講堂、日比谷公会堂、群馬県庁舎などの設計で知られています)です。
昭和館は、残念ながら全面保存ではなく、正面部分のみ切り取り曳家し、保存再生したもので、1階に展示室(4代目県庁舎と佐藤功一)、2階に「ふくしレストラン CIAO」、3階に貴賓室、展示室(近代栃木のすがた、市町村情報室)4階に正庁(庁舎内で最も優美な空間)などがあります。
「ふくしレストラン CIAO」では、ランチタイムにとちぎ和牛を使ったビーフカレーなどを味わうことができます。
映画『AI 崩壊』(令和2年公開)、映画『総理の夫』(令和3年公開)やテレビドラマなどのロケ地にもなっています。
栃木県庁・昭和館 | |
名称 | 栃木県庁・昭和館/とちぎけんちょう・しょうわかん |
所在地 | 栃木県宇都宮市塙田1-1-20 |
関連HP | 栃木県庁公式ホームページ |
電車・バスで | 東武鉄道東武宇都宮駅から徒歩12分、JR宇都宮駅から徒歩25分。または、JR宇都宮駅から関東自動車バスで4分、県庁前下車、徒歩6分 |
ドライブで | 東北自動車道宇都宮ICから約9km、鹿沼ICから約10km |
駐車場 | 地下駐車場(2時間まで無料、以降有料) |
問い合わせ | 栃木県広報課県民プラザ室 TEL:028-623-3757/FAX:028-623-2057 |
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