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筑波山の頂上展望台に屋上遊戯エリアが誕生!『ストーリーテラーズ レールウェイ×天空のガマスプラッシュ!!』

ストーリーテラーズ レールウェイ×天空のガマスプラッシュ!!

2023年10月1日(日)~10月29日(日)の土・日曜、祝日、茨城県つくば市の筑波山で、『ストーリーテラーズ レールウェイ×天空のガマスプラッシュ!!』を開催。筑波観光鉄道の運行する筑波山ケーブルカーで朗読劇に加え、筑波山頂駅の屋上展望台には、ガマに向かってウォーターガンを発射させる「屋上遊戯エリア」を設置します。

屋上展望台で『天空のガマスプラッシュ!!』を楽しもう!

『天空のガマスプラッシュ!!』
関東平野に向かってウォーターガンを発射

筑波山ケーブルカーの車内では、8分間の乗車時間を活かし、昨年好評を博した、ケーブルカー内での朗読劇(「ストーリーテラーズ レールウェイ」)を実施(期間中の土・日曜、祝日限定、11:00〜14:59間の出発便)。
普段は声優や劇団などで活動する若手の表現者が「ストーリーテラー」として、筑波山周辺の民話や山にちなんだ物語の朗読で乗客を物語の世界へ誘います(2023年は女性ストーリテラーも登場)。

「もみじ号」、「わかば号」の2車両が運行するうち、「もみじ号」の車内は天井などにアートフラワーを配した「紅葉のアートトレイン」に変身(混雑時には「もみじ号(紅葉のアートトレイン)」とは別の便に乗車する場合も)、紅葉した筑波山と今シーズンに開催の朗読列車の様子を描いたオリジナルデザインのヘッドマークプレートを取り付けています。

車内で語られる物語は、筑波山名物『ガマの油売り口上』、山奥を舞台にした宮沢賢治の『注文の多い料理店』、全国各地に伝わる民話で、つくばエリアにも語り継がる魔物退治の犬『しっぺい太郎 』(『早太郎』、『すっぺえ太郎』など様々な呼び名があります)など。

ケーブルカー内で8分、朗読劇を堪能した後には、筑波山頂駅にある標高800mのコマ展望台屋上へ。
屋上遊戯エリア『天空のガマスプラッシュ!!』がオープンします。
眼下に広がる関東平野の大パノラマにプカプカ浮かぶ「ミニガマ」をめがけ、4m以上の飛距離を誇る本格的なウォーターガンを発射させるアクティビティーです(期間中の土・日曜、祝日限定、11:00〜17:00、雨天中止)。
筑波山名物『ガマの油売りの口上』を現代風にアレンジした、通称「太鼓持ち」(パフォーマー)も登場し、気分を盛り上げてくれます。

伝統芸能『ガマの油売り口上』も土日限定で披露される

『ガマの油売り口上』

つくば市の無形民俗文化財に指定されている伝統芸能『ガマの油売り口上』は、江戸時代、筑波山頂にあるガマ石の下で永井兵助(ながいひょうすけ)が考案し、江戸・浅草寺境内などで披露したのが始まりとされる「ガマの油」を売り出すための宣伝文句(口上)とそれに合わせたパフォーマンスです(現在では筑波山ガマ口上保存会が組織され、伝承に尽力、『筑波山梅まつり』などのイベントなどで披露)。

その『ガマの油売り口上』も土・日曜限定で披露されます。

ちなみに、男体山(なんたいさん)と女体山(にょたいさん)の2つの峰が連なるユニークな形の筑波山は、日本百名山で最も標高が低い山ですが、霞ヶ浦を従えて、関東平野の独立峰なので、眺望も抜群。
しかも山上には太古に地下で固まったマグマだまりの化石である斑れい岩が露出、ガマ石、セキレイ石、弁慶七戻り、母の胎内くぐりなど奇岩怪石が累々とするアルペン的な光景を生み出しています(筑波山地域ジオパーク)。

筑波山ケーブルカー宮脇駅へは、つくばエクスプレスつくば駅(つくばセンター)から筑波山シャトルバスを利用し、筑波山神社入口下車。
つくばエクスプレス線+直行筑波山シャトルバス+ケーブルカー・ロープウェイがセットとなった割引乗車券「筑波山きっぷ」も発売されています。
これを利用すれば、登山はケーブルカー、下山はロープウェイの利用が可能です。

ちなみにつくばエクスプレスの快速列車は、東日本の私鉄(第3セクターを含む)の特急券などが不要の列車としては最速の表定速度を誇り、スピーディーにアクセスできます。

筑波山の見事な紅葉(例年は10月下旬頃から見頃となります)
筑波山の頂上展望台に屋上遊戯エリアが誕生!『ストーリーテラーズ レールウェイ×天空のガマスプラッシュ!!』
開催日時 2023年10月1日(日)~10月29日(日)の土・日曜、祝日
所在地 茨城県つくば市筑波
場所 筑波山ケーブルカー、筑波山頂駅コマ展望台屋上
関連HP 筑波観光鉄道公式ホームページ
電車・バスで つくばエクスプレスつくば駅から関東鉄道バス、つくバス筑波山口行きで35分、終点下車、つくバス筑波神社行きに乗り換え10分、終点下車、徒歩5分。またはJR土浦駅から関東鉄道バス筑波山口行きで45分、終点下車、つくバス筑波神社行きに乗り換え10分、終点下車、徒歩5分
ドライブで 常磐自動車道土浦北ICから約20km
駐車場 100台/有料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

筑波山ケーブルカー

関東で「西の富士、東の筑波」と称される筑波山は男体山と女体山の2峰からなる双耳峰。筑波山ケーブルカーは筑波山神社横の宮脇駅から標高870mの男体山の頂上駅までを8分で結んでいます。大正14年10月に営業開始という歴史あるケーブルカーで、山頂

筑波山ロープウェイ

筑波山は男体山と女体山の2峰からなる双耳峰ですが、女体山の方が標高877mと高く、山頂からの景観がいいのが特長。有料道路筑波スカイラインの終点つつじヶ丘駅から筑波山ロープウェイを利用すると約6分で女体山の頂上に到着します。関東一円を見渡せる

筑波山(男体山)

深田久弥の『日本百名山』にも選定される、関東平野の双耳峰、筑波山の西の峰が男体山。標高は870mと女体山より低いのですが、山頂周囲には筑波山の自然を観察する1.5kmの自然研究路が整備されています。『日本百名山』では最も標高が低く、男体山も

筑波山(女体山)

筑波山の東峰、女体山は標高877m(筑波山の最高点)からの雄大な眺めが素晴らしい山。眺望の他の女体山の見所は、登山道を使って登る際の高天ヶ原から山頂までの間にある巨岩や奇岩の数々。それぞれに名前があり、どうすればこのような形になるのか自然の

 

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