立山連峰、称名渓谷にかかる称名滝(しょうみょうだき)は落差350mで日本一を誇る大瀑布。雄山、大汝山、真砂岳、剣御前岳など立山連峰を源に発し、深いV字谷の称名峡谷を流れる称名川に懸かっています。1段目は70m、2段目58m、3段目が96m、4段目が126mと4段になって落下する4段の滝。「日本の滝百選」にも選定。
称名渓谷にかかる落差日本一の巨大瀑布
滝壺は、直径60m、深さ6m。
溶岩台地である弥陀ヶ原高原脇から一気に落下しています。
称名滝駐車場から称名橋まで20分ほど歩けば、大迫力の勇姿を間近に眺望することが可能です。
さらにひと登り頑張れば滝見台園地も用意されています。
称名橋の手前から右手に上る八郎坂はかつての立山登拝道で、弥陀ヶ原まで所要3時間30分。
滝自体は美女平と室堂を結ぶ立山高原バスの車窓からも見学可能で、車窓からなら滝の全貌を知ることができます(滝見台は、称名滝下流の断崖、悪城の壁の真上あたりに位置しています)。
ちなみに雪融けの水が流れるハンノキ滝(落差497m)が称名滝の横にありますが、残念ながら涸れることもあるため、日本一の座を称名滝に譲っています。
紅葉の見頃は例年10月下旬頃。
称名渓谷ジオサイト
立山火山の火砕流台地を約10万年かけて削り出した称名渓谷。
渓谷沿いの左岸に2kmに渡って続く、高さ500mに達する切り立った断崖は、称名滝が後退するに従って削った岩肌の跡。
悪城の壁と呼ばれています。
称名滝は10万年前には、現在よりも15km下流の現・富山市小見付近に懸かっていましたが、溶結凝灰岩(火砕流台地)を1年間に10cmほどのスピードで削り続け、現在の位置になったのです。
立山黒部ジオパークの「称名渓谷ジオサイト」になっています。
渓谷沿いの左岸に2kmに渡って続く、高さ500mに達する切り立った断崖は、称名滝が後退するに従って削った岩肌の跡。
悪城の壁と呼ばれています。
称名滝は10万年前には、現在よりも15km下流の現・富山市小見付近に懸かっていましたが、溶結凝灰岩(火砕流台地)を1年間に10cmほどのスピードで削り続け、現在の位置になったのです。
立山黒部ジオパークの「称名渓谷ジオサイト」になっています。
称名滝 | |
名称 | 称名滝/しょうみょうだき |
所在地 | 富山県中新川郡立山町桂台 |
関連HP | 立山町公式ホームページ |
電車・バスで | 富山地方鉄道立山駅前から立山開発鉄道バス称名滝行きで20分、終点下車 |
ドライブで | 北陸自動車道流杉スマートICから約30km |
駐車場 | 称名平駐車場(190台/無料) |
問い合わせ | 立山町商工観光課 TEL:076-462-9971 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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