親しい旅館経営者や、ホテルマンによれば、「1年でもっとも旅館・ホテルが安い日」は、正月明け。ネットに出される主要なホテル、旅館の宿泊料金は、需要と供給のバランスで、宿の料金が決められることから、「宿泊者が断然少ない」という正月明けは、「究極のずらし旅」ということに。
ホテル伊豆急、日光金谷ホテルなどもお手軽料金で宿泊可能
旅館経営者や、ホテルマンの話を総合すると、GW明け、お盆明け、正月明けなどは、需要が大きく落ち込み、宿泊料金を安く設定しているとのこと。
なかでも「落ち込みが激しい」というのが、正月明け。
年末年始にフル稼働した宿泊施設も、落ち着きを取り戻すのが正月明けです。
宿泊側からすれば、デメリットといえるのは、メインのスタッフが休んでいる可能性があること。
大型のホテルでは「渡り」と称される休業しているスタッフを補う専門職(レストランのフロア担当者など)まで使って、サービスの低下を防いでいます。
正月明けの安さは、都心のシティホテルも同様で、たとえば東京タワーの展望台ともいえる「ザ・プリンス パークタワー東京」のパークツインルームも正月は2名で5万円台〜9万円台に対して、2025年1月6日(月)、1月7日(火)は、4万円台のプラン(食事なし)も用意されています。
「みなとみらいの眺望に心打たれる高層ホテル」として知られる横浜ロイヤルパークホテルも、正月明けなら2名1万5000円台(52~56Fレギュラー、コンフォートダブル、シティビュー)という民宿並みともいえる格安料金。
ベイブリッジビューでも2万円前後なので、狙い目といえます。
クラブフロアを奮発しても(65~66F、ザ・クラブ コンフォートダブル、ベイブリッジビュー)、2名朝食付きで3万5000円前後なので、かなり狙い目といえるでしょう。
スキー場も同様で苗場プリンスホテルも、2025年1月7日(火)、は2025年1月10日(金)は夕朝食付き2名で3万円台(4号館ツインB禁煙・リバービュー)という安い設定です。
万座プリンスホテルも、正月明け1週、2週の平日なら夕朝食付き2名で2万5000円ほどの格安プランが設定され、スキーシーズンながらかなり手頃な感じです(正月料金の半額!)。
伊豆白浜のホテル伊豆急も正月明けの平日と日曜日、2月中旬頃までの厳冬期なら、夕朝食付き2名で2万5000円以内のプランがあるので、避寒の旅におすすめです。
日光なども厳冬期には料金がかなり下がり、日光金谷ホテルも1月正月明け〜2月の平日なら夕朝食付き2名で3万5000円前後で宿泊できます。
この時期、寒さは厳しいのですが、修学旅行生などもいないので、日光山内をのんびりと参詣できます。
ホテルのよっては、宿泊サイトで宿泊料金が大きく異なる場合もあるので、プランや利用できるポイントを鑑みて予約を。
1年でもっとも旅館・ホテルが安い日、「究極のずらし旅の日」が到来! | |
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