山形県鶴岡市の由良海岸にある陸繋島が白山島。「東北の江ノ島」と呼ばれる島で、由良海岸のシンボル的な存在になっています。3000万年前の火山性噴火によってできたという火山灰を主成分とする凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)の島で、標高70.1m、周囲436mの小さな島。島の中央には日本海交易を今に伝える白山神社が鎮座しています。
白山神社は平安時代に加賀から勧請された古社
砂浜の広がる陸側から橋長177mの赤い橋、白山橋が架けられ、橋を渡った先には、由良海洋つり堀が整備されています。
島内を歩く遊歩道もあり、263段の石段を上れば、白山神社の社殿です。
白山橋も初代は大正時代に架橋された木橋だったので、漁民などの根強い信仰がよくわかります。
白山神社は、平安時代初めの大同年間(806年~809年)、加賀国から白山比咩大権現(はくさんひめだいごんげん=明治の神仏分離以前は神仏習合)を勧請して創建したと伝えられる古社。
夕日の名所としても知られ、白山島をシルエットにして空を赤く染める時間帯は、シャッターチャンスになっています。
白山島 | |
名称 | 白山島/はくさんじま |
所在地 | 山形県鶴岡市由良2丁目 |
関連HP | ゆらまちっく戦略会議(由良地区協議会)公式ホームページ |
電車・バスで | JR鶴岡駅からあつみ温泉行バスで由良温泉下車、徒歩10分 |
ドライブで | 日本海東北自動車道鶴岡西ICから約8km。山形自動車道鶴岡ICから約12km |
駐車場 | 150台/海水浴シーズンは有料 |
問い合わせ | 由良温泉観光協会 TEL:0235-73-2250 |
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