愛媛県松山市にある西林寺は、天平13年(741年)、行基により開基したと伝えられる古刹で、四国八十八ヶ所霊場第48番札所。本尊は十一面観音像。当初は現在の松山市小野播磨塚あたりにありましたが、大同2年(807年)、空海(弘法大師)が現在地に移転、伽藍が再興されています。
名水百選選定の「杖の淵」は奥の院
寺伝によれば、天平13年(741年)、行基が勅願により伊予に入り、国司・越智玉純とともに一宮の別当寺として創建。
空海は、大旱魃に悩む里人の願いを聞き、錫杖を突き、近くで清水の水脈を発見したと伝えられます。
寺の西側にある清水「杖の淵」(一帯は杖ノ淵公園として整備)がその場所といい、環境省の「名水百選」にも選定されています。
「杖の淵」は、西林寺の奥の院です。
阿弥陀堂の前の親子竹は、家庭円満の象徴としてご利益が大。
現存する仁王門は天保14年(1843年)築。
四国八十八ヶ所霊場間の距離・時間
47番札所・八坂寺(愛媛県松山市浄瑠璃町) — (4km/8分) — 48番札所・西林寺(愛媛県松山市高井町) — (3km/10分) — 49番札所・浄土寺(愛媛県松山市鷹子町1198)
西林寺(四国八十八ヶ所霊場第48番札所) | |
名称 | 西林寺(四国八十八ヶ所霊場第48番札所)/さいりんじ |
所在地 | 愛媛県松山市高井町1007 |
関連HP | 四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ |
電車・バスで | 伊予鉄道横河原線鷹の子駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 松山自動車道松山ICから約4.5km |
駐車場 | 15台/無料 |
問い合わせ | 西林寺 TEL:089-975-0319 |
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