四国カルストの尾根上を走る愛媛県道・高知県道383号(四国カルスト公園縦断線)は四国脊梁山脈の標高1000m内外を走り抜ける「天空の道」とも通称されるドライブルートです。延長15kmの観光道路ですが、日本最長のカルスト地形といわれる四国カルストの核心部を走り抜けることができ、ちょっぴりアルペン的な雰囲気を味わうことができます。
四国カルスト姫鶴平の高知県側にある風力発電施設
ちなみに愛媛、高知県境をうねうねと走る愛媛県道・高知県道383号(四国カルスト公園縦断線)ですが、稜線の北側が愛媛県、南側が高知県になります。
途中の観光スポットは東から天狗高原、五段高原、姫鶴平、大野ヶ原(源氏ヶ駄場)などがあります。
天狗高原、五段高原、姫鶴平では牛の放牧風景を目にすることができます。
天狗高原(高知県津野町)側から西へと走れば、高知県から愛媛県、そして五段城の東で高知県に戻り、西の姫鶴平でまた愛媛に入り、風車の2基目の横は再び高知県、生え越は再び愛媛になるので、カーナビは「愛媛県に入ります」、「高知県に入ります」と忙しい限りです。
西の大野ヶ原に至るまで、この忙しい繰り返しは続きますから、カーナビのボリュームはぜひ大きめで!
四国カルストに泊まるなら、この宿がおすすめ!
高原ふれあいの家 天狗荘
四国カルスト・天狗高原の標高1350mに位置する公共の宿。
山小屋を除けば、四国の脊梁山脈の稜線に建つ「トップ・オブ・四国」とも呼べる宿です。
珍しいのは宿の中に高知・愛媛の県境が通っている点(記念撮影をぜひ)。
ここに泊まれば、朝夕の景観の変化や星空を楽しむことができます。
部屋は和室がメインですが、洋室2室、ハンディキャップルーム(洋室)も備わっています。
温泉ではありませんが浴室は「展望浴場」になっています。
夕食は料金別に3タイプ用意されていますが、1万円前後で宿泊できる財布に優しい宿として貴重な存在。
愛媛県道・高知県道383号(四国カルスト公園縦断線) | |
名称 | 愛媛県道・高知県道383号(四国カルスト公園縦断線)/えひめけんどう・こうちけんどう383ごう(しこくかるすとこうえんじゅうだんせん) |
駐車場 | 天狗荘駐車場・天狗高原駐車場・姫鶴平駐車場など |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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