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衣浦トンネル人道

衣浦トンネル人道

三河湾(愛知県)の最奥部、衣浦港の西側(半田市/中央ふ頭・半田緑地公園)と東側(碧南市/東埠頭・碧南緑地)を結ぶ愛知県道265号(碧南半田常滑線)のトンネルで、車道(有料道路の「衣浦トンネル」)に分離して無料の歩行者自転車用トンネルが設置されています。

半田市と碧南市を結んで衣浦港の海底を歩く

昭和48年8月1日に開通した衣浦トンネルは、日本初の港湾海底トンネル。
交通量の増大に伴って平成15年3月19日には新トンネルが開通し、車道部分は4車線での供用が開始されています。

衣浦トンネル人道は、地下11階部分まで階段で下り、海底トンネル(全長480m)を渡る仕組み。
衣浦トンネル人道で結ばれる両岸の半田緑地公園と碧南緑地ですが、それぞれ展望台が用意されています。

衣浦トンネル人道で衣浦港の海底を散歩し、西側に渡った半田は、大坂の陣の時に徳川家康が船出したり、軍船を造船した場所(湊)です。

江戸時代、半田、亀崎の湊を拠点に、尾張藩の積荷を船足の早い尾州廻船を使って江戸へと送りました。
酢で有名なミツカンの本社もあり、ここから船で江戸に送られた酢が江戸前寿司を生んだといわれています。
初代・中埜又左衛門は酒造業を営む傍ら、文化元年(1804年)、酒粕から醸造酢をつくることに成功。
甘みのある酢は「江戸前寿司」にピッタリだったのです。

衣浦トンネル人道
名称 衣浦トンネル人道/きぬうらトンネル
所在地 愛知県半田市十一号地・碧南市港本町
電車・バスで JR武豊線半田駅からタクシーで10分
ドライブで 知多横断道路半田中央ICから約8km
駐車場 半田緑地公園駐車場・碧南緑地駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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