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カモメの駐車場(佐久島)

カモメの駐車場(佐久島)

愛知県西尾市、三河湾に浮かぶ佐久島の大浦海水浴場に突き出した石積み堤防に配されるアート作品が、『カモメの駐車場』。愛知万博地域連携プロジェクト事業「木村崇人展 続・佐久島で地球と遊ぶ『見えない力』」の作品を常設展示したものです。

大浦海水浴場の石積み堤防に60羽のカモメが並ぶ!

大浦海水浴場の石積み堤防の上に60羽のカモメが設置され、風によって風見鶏のようにクルクルと回転する仕組み。
一見すると本物のカモメのようですが、島の人の話では、冬場にはユリカモメたちがこんな感じに防波堤に並ぶこともあるんだとか。
名古屋市天白区出身で、幼いときには裏山の湿地帯で遊んでいたという木村崇人(きむらたかひと)は、「地球と遊ぶ」をテーマに「地球」や「自然」の力をエネルギーと捉え、目に見えない地球の力を現象として視覚化する装置を作品として制作。
「風の強い日に同じ方角を向いていたカモメの群れ」を見て、その光景を作品にしたもの。

平成15年に佐久島で発表された第1回木村崇人展『海の風見鶏』を鳥の数を3倍に、そして常設化のため材質も風雨に耐えられるものにバージョンアップしています。

佐久島の島内には、石垣海岸(しがけかいがん)に設置され、劇場版『名探偵コナン 天空の難破船』(平成22年公開)にも登場の『おひるねハウス』(制作・南川祐輝)、大島桟橋ポケットパークの『イーストハウス』(制作・南川祐輝)、筒島(弁天島)入口の『佐久島の秘密基地/アポロ』(制作・POINT/長岡勉+田中正洋)など数多くのアートが配されています。

ちなみに、女木島の玄関口、女木港のコンクリート防波堤と防潮堤の上にも『瀬戸内国際芸術祭』の一環として300羽のカモメが並ぶ『カモメの駐車場』が設置(12月〜翌3月は強風のため撤去)。

カモメの駐車場(佐久島)
名称 カモメの駐車場(佐久島)/かもめのちゅうしゃじょう(さくじま)
所在地 愛知県西尾市一色町佐久島古々畑17
関連HP 西尾市公式ホームページ
電車・バスで 一色港(一色さかな広場)佐久島行船乗り場から高速船で20分、東港下船、徒歩10分
ドライブで 南知多道路半田ICから約19km、東名高速道路岡崎ICから約28km、東名高速道路音羽蒲郡ICから約32kmで一色港(一色さかな広場)
駐車場 一色港駐車場(無料)を利用
問い合わせ 西尾市佐久島振興課 TEL:0563-72-9607
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

一色港(佐久島行船のりば)

愛知県西尾市一色町、一色大橋のたもと、一色さかな広場の東側にあるのが、一色港(佐久島行船のりば)。近年、「アートの島」として注目される佐久島へは、知多半島からの定期便はなく、一色港から高速船を利用します。一色港から佐久島・西港へ20分、さら

イーストハウス(佐久島)

愛知県西尾市、三河湾に浮かぶ佐久島は、「アートの島」として有名。『カモメの駐車場』などとともに、アート作品として有名なのが『イーストハウス』。『佐久島のお庭』が配された佐久島湾の大島と佐久島を結ぶ桟橋途中、大島桟橋ポケットパークにある真っ白

おひるねハウス(佐久島)

愛知県西尾市、三河湾に浮かぶ佐久島は、「アートの島」として有名。大島桟橋ポケットパークにある白亜の『イーストハウス』と対をなすのが、黒い『おひるねハウス』。『ふたつのおひるねハウス』という建築家・南川祐輝(みなみかわゆき)のアート作品です。

佐久島の秘密基地/アポロ

愛知県西尾市一色町、三河湾に浮かび、一色港からアクセスする佐久島。「アートの島」として全国的にも注目される島ですが、作品のひとつが『佐久島の秘密基地/アポロ』。佐久島の南端、筒島手前の断崖上に建つ作品で、建築作品のイメージはアポロ11号の月

西尾市営渡船(佐久島航路)

愛知県西尾市、一色さかな広場に近い一色港と三河湾に浮かぶ佐久島を結ぶのが、西尾市営渡船(佐久島航路)。日間賀島、篠島は知多半島側の河和港からのアクセスですが、佐久島は一色港から毎日7往復の定期高速船が運航されています。市営渡船なのは佐久島が

カモメの駐車場(女木島)

香川県高松市女木町、「鬼の島」としてPRされる女木島(めぎじま)の玄関港、女木港(めぎこう)の防潮堤にあるのが、カモメの駐車場。『瀬戸内国際芸術祭』の参加作品で、「地球と遊ぶ」をテーマに作品を制作する木村崇人(きむらたかひと)の景観を生かし

 

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