秋田県男鹿市北浦、北浦漁港背後の高台に建つ曹洞宗の寺が雲昌寺(あじさい寺)。副住職・古仲宗雲(こなかしゅううん)さんが15年以上の歳月をかけて境内に1500株以上ものアジサイを植栽。例年6月中頃〜7月上旬に見頃を迎えます(満開は6月下旬頃)。
1500株以上の桜が「極楽青土」を演出!
寺伝によれば、寛永元年(1624年)、秋田の正洞院(佐竹義宣の正室が開いた寺、明治初年の廃仏毀釈で廃寺)2世・観庵喜察の開山とされ、本尊の釈迦牟尼像は大坂(現・大阪市)の仏師の作。
つまりは北前船で運ばれた尊像ということに。
服住職の古仲宗雲(こなかしゅううん)さんが、境内の片隅に咲いていたたった1株から、株分け、挿し木で1500株以上にまで増やしたアジサイ。
満開の頃には境内が青色に染まることから、「雲昌寺ブルー」、「極楽青土」(ごくらくじょうど=Blue Heaven)と洒落た呼び名を付け、近年では「死ぬまでに見たい絶景」と喧伝(けんでん)されています。
「仏様に護られているお寺の花園で花の心を感じ、お参りいただく皆さんの心にも花を咲かせて戴けたら」というのが副住職・古仲宗雲さんの願いです。
例年、個数限定で進藤冷菓(男鹿市角間崎)の雲昌寺限定「ババヘラ・アイス」も販売されています。
寺前の市道は道幅が狭いため、開花期には車での進入は禁止。
秋田県道55号(入道崎寒風山線)沿い駐車場の利用を。
夜間にはライトアップも実施されますが、昼間(あじさい期間特別拝観料)とは別の「夜間特別拝観料」が必要です。
雲昌寺(あじさい寺) | |
名称 | 雲昌寺(あじさい寺)/うんしょうじ(あじさいでら) |
所在地 | 秋田県男鹿市北浦北浦北浦57 |
関連HP | 男鹿市公認観光情報サイト |
電車・バスで | JR羽立駅から男鹿水族館行きバスで北浦下車、徒歩4分 |
ドライブで | 秋田自動車道昭和男鹿半島ICから約34km |
駐車場 | あじさい観覧期には臨時駐車場を開設 |
問い合わせ | 男鹿市観光協会 TEL:0185-24-4700 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag