秋田県湯沢市稲庭町にある中世の城郭、稲庭城跡に建つ稲庭城(昭和63年建設の天守風建物のミュージアム)と山麓を結ぶのが稲庭城スロープカー。稲庭城が標高290m、山麓が180mほどで、標高差110mほどを上る乗り物です。東北最大級が謳い文句のスロープカーは、12人乗りで、なんと駕籠(かご)を模したスタイルに。
駕籠型のスロプカーで、稲庭城に登城!
スロープカーは、工事用モノレールなどを手掛ける嘉穂製作所(福岡県飯塚市)が開発・製造している斜面走行モノレール(跨座式モノレール)。
急坂、階段を克服するバリアフリー対策などで、稲佐山公園(長崎市)、皿倉山展望台(福岡県)、飛鳥山公園(東京都)など全国に設置されていますが、稲庭城スロープカーは東北最大級。
レール長237m、最大勾配は30.3度で、乗車時間は4分(分速70m)ほど。
稲庭城スロープカーは稲庭城開館時のみ運行で、入館料にスロープカー利用料が含まれています。
ちなみに、スロープカー乗り場の後、「古城道」の石碑があるところが、かつての登城道です。
稲庭城スロープカー | |
名称 | 稲庭城スロープカー/いなにわじょうすろーぷかー |
所在地 | 秋田県湯沢市稲庭町古舘前平50 |
関連HP | 湯沢市公式ホームページ |
電車・バスで | JR湯沢駅から羽後交通バス湯沢・小安線鳥谷行きで30分、下早坂下車、徒歩1分 |
ドライブで | 湯沢横手道路須川ICから約17km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 古舘庵(売店・発券所)TEL:0183-43-2649 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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