ANAに格安に乗るなら「いっしょにマイル割」|2024

いっしょにマイル割

ANAにお得に乗る手段は、ビジネスきっぷ、スマートU25、スマートシニア空割、株主優待割引などがありますが、それよりもまだ安く搭乗できるのが「いっしょにマイル割」。ANAマイレージクラブ会員本人が1万マイル使えば、同伴者3名までは1人2万2600円〜3万8600円で往復できることに!

遠くに行くほどお得感が増す!「いっしょにマイル割」

ANA

前提としてANAマイレージクラブ会員である必要がありますが、入会金、年会費も無料なのでここは問題ありません。
実は、取材スタッフもグループで移動する際には、この「いっしょにマイル割」を重宝しています。

ANAのマイレージがたまるとそれを航空券に替えてしまう人もいますが、かなりもったいないことに。
ANAも東京〜沖縄を通常期に、家族4名で利用の場合、片道運賃額は1万3900円で、家族4人でも8万3400円で収まる計算になるとPRしています。

お得に使うなら、北海道の道東や道北、たとえば東京〜女満別、東京〜根室中標津、東京〜稚内などが狙い目。
2024年3月31日~10月26日の普通席運賃(片道)で比較すると、東京〜稚内の場合(通常期)、ビジネスきっぷで4万8100円、スマートU25とスマートシニア空割が1万9700円、株主優待割引2万7500円であるのに対し、「いっしょにマイル割」は1万3900円に。
東京〜稚内だとピーク時には通常料金も跳ね上がりますが、「いっしょにマイル割」なら1万6600円で済みます。

ANAいっしょにマイル割(ANAマイレージクラブ会員専用運賃)|2024年3月31日~2024年10月26日 運賃表

道東や道北への飛行機利用は、「韓国に行くほうが安い」といわれるように、通常期でも普通に正規料金でチケットを購入すると、4人だと片道で15万円とか、とんでもない運賃に。
それが会員1名の1万マイル+4万1700円で済むことになり、マイルの利用方法としては最高のコスパになります。
「そのために日常的にANAカードをメインのクレジット利用にしています」、「使う路線と季節によっては、1万マイルが5万円にも10万円の利用価値にもなります」というライター、カメラマンも数多く、旅慣れた人はかなり活用している割引制度です。

注意したいのは、設定される席数に限りがあること。
そのためかなり早めの旅行計画がないと人気の路線はまず無理です。
旅行期間が決まったなら、まずは沖縄、北海道の各路線をチェックしていき、空いている便があれば、即予約という手も。

予約時に座席指定も可能ですし、搭乗当日、出発空港にてプレミアムクラスに空席がある場合、追加料金を払えばプレミアムクラスに変更も。
場合によると、その日の普通席よりも安い運賃(「いっしょにマイル割」の額+差額)で、プレミアムクラスに乗ることができるケースもあります(通常は席が離れてしまいますが)。

「ポイ活」、「陸マイラー」でANA1万マイルを貯めよう

クレジット機能付きのANAカードを持っていない場合も大丈夫です。
旅する目的があるなら、その期間だけ「陸(おか)マイラー」となり、各種ポイントをANAのマイルに変換すればいいのです。

たとえば、楽天ポイントを貯めていれば、楽天ポイント2ポイントで、ANAのマイル1マイルに交換することができます。
楽天ポイント2万ポイント保有でこの「いっしょにマイル割」が利用可能ということに。

Vポイント(旧Tポイント)も500ポイント単位でANAマイルに変換でき、500ポイントが250マイルに替わります。
セゾン系列のカードを保有している場合は「永久不滅ポイント」もANAのマイルに移行が可能です。

ヤマダポイント、nanacoポイント、Oki Dokiポイント、ダイナースクラブ リワードポイントなどもANAのマイルに交換可能です。

2ポイント=1マイルというのがおもなクレジットカードの相場ですが、お手元のクレジットカードをチェックしてみるのもいいでしょう。
いったん他のポイントに移行してからANAに移すという荒技を使う人も多数いて、「ポイ活」、「陸マイラー」専門のサイトも誕生しています。

ANAに格安に乗るなら「いっしょにマイル割」|2024
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
どこかにマイル

行き先はJALにおまかせ! JAL「どこかにマイル」とは!?

一律7000マイル(往復)で往復特典航空券と交換できるというのが、JALの「どこかにマイル」。2等身以内の家族であれば、マイルが活用できるため、家族3人で2万1000マイル利用ということもOKです。ただし行き先は申込み時点では不明で、3日以

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ