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棟方志功記念館

棟方志功記念館

青森県青森市松原にある世界的な板画家・棟方志功(むなかたしこう)の作品を展示するミュージアムが棟方志功記念館。平成24年に鎌倉市の棟方板画館を吸収合併し、収蔵作品数は国内最多となっています。作品展示に加え、板木を含む関連資料など幅広く紹介し、棟方志功の魅力を余すことなく伝えてくれます。

棟方志功の貴重な作品に出会う

棟方志功は、明治36年9月5日、善知鳥神社(うとうじんじゃ=善知鳥神社境内は遊び場)のすぐ近く、青森市大町1番戸(現・青森市安方2-7-18)で刀鍛冶職人・棟方幸吉とさだの三男として生誕。
ゴッホの作品に影響を受けて洋画家になると決心し、川上澄生の版画『初夏の風』を見た感激で、版画家になること目指したのです。

昭和17年以降、彼は版画を木版の特徴を活かして「板画」と称し、存在感あふれる女性美と宗教的な表現で独自の世界を作りあげています。

棟方志功の文化勲章受章を記念して昭和50年に建てられた記念館は、日本庭園を配し、校倉造りを模した印象的な外観。
館内では板画制作に最も情熱を傾けていた初期から中期にかけての代表的な板画作品を中心に、油絵、書など幅広い芸術活動を年4回の展示替えで紹介しています。

展示室の規模は「作品の印象が薄くなったりするよりは、やや少なめの作品数でも一点一点をじっくり見て欲しい」という」棟方志功自身の意向を反映。
記念館では数量限定の絵葉書、版画手拭、複製品も販売しているのでお見逃しなく。

棟方志功記念館
名称 棟方志功記念館/むなかたしこうきねんかん
所在地 青森県青森市松原2-1-2
関連HP 棟方志功記念館公式ホームページ
電車・バスで JR青森駅から青森市営バス中筒井方面行き、幸畑団地行きで15分、棟方志功記念館通り下車、徒歩5分
ドライブで 東北自動車道青森ICから約7km
駐車場 40台/無料
問い合わせ 棟方志功記念館 TEL:017-777-4567/FAX:017-734-5611
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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