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城ヶ倉大橋

美しい渓谷美を誇る、八甲田山中の城ヶ倉渓谷にかかる国道394号バイパスの橋が城ヶ倉大橋。長さ360m、谷底からの高さ122m、橋脚間の長さ225mと上路式アーチ橋としては日本屈指のスケールを誇っています。橋上からは城ヶ倉渓谷を眼下にしドライブ途中の休憩ポイントに。

城ヶ倉渓谷に架かるアーチ橋

平成7年10月27日に開通した城ヶ倉大橋は、津軽地方(青森県西部)と南部地方(青森県頭部)を結ぶ橋。
眼下の城ヶ倉渓谷には、火山活動でできた石英安山岩が柱状節理が発達しています。

上流には酸ヶ湯温泉、地獄沼があり、荒川の水は強酸性で魚は生息していません。
橋のたもとにはトイレの備わった駐車場もあるので渓谷はもちろん、八甲田連峰、岩木山、青森市街などの雄大な眺めを堪能することができます。

ブナ、ナラ、カエデ、ダケカンバなどの紅葉は、例年10月中旬が見頃。
冬期間の通行も可能です。

地形図を見ると、旧道が150mほど下の谷底へと伸びているのもわかります。

泊まって納得! 取材班おすすめの八甲田・奥入瀬の宿は!?

八甲田・奥入瀬というと歴史ある温泉もありますが、ひとつの注目は、青い森という美しい森。
その森の雰囲気を活かした国内最大級の洋風ログ木造建築のリゾートホテルが「八甲田ホテル」で、まずはここをぜひ候補に加えてください。
温泉旅館でいえば、やはり「蔦温泉旅館」は候補の筆頭です。
ホテル城ヶ倉などを経営する城ヶ倉観光のグループで、大町桂月ゆかりの宿の歴史を守っています。
「酸ヶ湯温泉旅館」は、国民保養温泉地の栄えある第1号の温泉地で、千人風呂は有名。
最近では温泉力を実感するために湯治棟を選んでの「プチ湯治体験」も人気です。

八甲田ホテル

リゾートホテルですが、実は酸ヶ湯温泉と同一経営。
「八甲田の自然に抱かれた贅沢な時間」というホテルのフレーズは必ずしも誇張ではありません。
温泉や客室からの眺めは一面ブナの森。
夕食は八甲田キュイジーヌと和会席を選択できます。

蔦温泉旅館

蔦七沼散策の拠点に位置する老舗宿。
明治の文豪・大町桂月終焉の地でもありますが、城ヶ倉観光グループの翼下となって、リニューアルが進んでいます。
吉田拓郎の名曲『旅の宿』は、作詞家・岡本おさみが旧別館66号室に泊まった時のイメージを詩に綴ったもの。本館2階の66号室など、昭和レトロな客室から、モダンな特別室まで、好みで選ぶことができます。

酸ケ湯温泉旅館

酸ケ湯といえば総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」。
混浴が基本ですが、宿泊すれば女性専用時間にのんびりと入浴することも可能です。
もちろん男女別の玉の湯も用意。
部屋も食事も旅館部、湯治部で選択可能です。
旅館部のイ棟(いむね)は部屋食もOK。

城ヶ倉大橋
名称 城ヶ倉大橋/じょうがくらおおはし
所在地 青森県青森市荒川南荒川
関連HP 青森市公式ホームページ
電車・バスで JR青森駅からJRバス十和田湖行き「みずうみ号」で1時間4分、城ヶ倉温泉下車、徒歩30分
ドライブで 東北自動車道黒石ICから約23km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 青森市経済部観光課 TEL:017-734-5179/FAX:017-734-5188
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

紅葉絶景ドライブ(8)八甲田ゴールドライン/国道103号

2018年9月21日

 

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