青森県むつ市脇野沢にある野猿を飼育する公園が脇野沢野猿公苑。下北半島は「北限のサル」と通称される野生のニホンザルの生息北限地。これは猿の仲間の世界最北限でもあり、国の天然記念物に指定されています。むつ市の「道の駅わきのさわ」に隣接する野猿公苑では約50頭のニホンザルを飼育しています。
「北限のサル」を見学
むつ市の中心部か1時間30分ほどのドライブで到達する脇野沢地区。
毎年4月~6月頃なら赤ちゃん猿の姿、子育てシーンを目にすることができます。
徒歩3分ほどの場所には脇野沢温泉もあり、「道の駅わきのさわ」と合わせて、観光の拠点になっています。
下北半島の野猿は、昭和30年代には150頭〜200頭ほどでしたが、保護政策もあり、1000頭ほどにまで増加。
逆に農業被害なども生まれているため、猿を追い払うように訓練した「モンキードッグ」を導入などして対策を講じています(平成20年、むつ市脇野沢地区に「モンキードッグ」導入、電気柵の設置などで野猿による農作物被害が導入前に比べおよそ10分の1にまで減少)。
国道338号(海峡ライン)を走れば、かなりの確立で「北限のサル」の姿を見ることができます。
脇野沢野猿公苑 | |
名称 | 脇野沢野猿公苑/わきのさわやえんこうえん |
所在地 | 青森県むつ市脇野沢七引201-111 |
関連HP | むつ市公式ホームページ |
ドライブで | 東北自動車道青森ICから約56km |
駐車場 | 道の駅わきのさわ(30台/無料) |
問い合わせ | 脇野沢野猿公苑 TEL:0175-44-3423 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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