青森県上北郡六戸町にある奥入瀬川流域に現存する最古の家屋が、旧苫米地家住宅。国道45号沿い、道の駅ろくのへの隣に平成17年3月に移築、公開されています。江戸時代後半の築と推測される古民家で、式台があることから格式の高い家柄だったことがわかります。六戸町の文化財に指定。
奥入瀬川流域に現存する最古の民家を移築公開
桁行方向(正面の幅)11間(江戸時代の1間は6尺で、1.8mほど/11間=19.8m)、梁間(奥行)5間(9m)で、建て坪は55坪ほど。
茅葺き屋根で、屋根の中央には「煙出し」があり、囲炉裏の煙を排出する仕組み。
式台とは、来客者が地面に降りることなく、 駕籠(かご)に乗れるように設けられた板の間。
つまりは身分の高い人が暮らし、訪問客も駕籠に乗って来るような人ということに。
内部には往時の生活用品が展示され、自由に見学ができます。
もともとは、道の駅の南西、奥入瀬川の南、六戸町柳町にあった民家で、道の駅横に移設保存されています。
旧苫米地家住宅 | |
名称 | 旧苫米地家住宅/きゅうとまべちけじゅうたく |
所在地 | 青森県上北郡六戸町犬落瀬後田85-1 |
関連HP | 六戸町公式ホームページ |
電車・バスで | 青い森鉄道三沢駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 第二みちのく有料道路三沢十和田下田ICから約7km |
駐車場 | 道の駅ろくのへ駐車場を利用 |
問い合わせ | 六戸町教育委員会 TEL:0176-55-5511 |
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