慈眼院・多宝塔(国宝)
大阪府泉佐野市にある真言宗御室派の寺、慈眼院(じげんいん)。寺伝によれば天武天皇の勅願寺として創建という古刹ですが、鎌倉時代の文永8年(1271年)に建立された多宝塔は国宝。石山寺、高野山・金剛三昧院の多宝塔とともに、多…
大阪府泉佐野市にある真言宗御室派の寺、慈眼院(じげんいん)。寺伝によれば天武天皇の勅願寺として創建という古刹ですが、鎌倉時代の文永8年(1271年)に建立された多宝塔は国宝。石山寺、高野山・金剛三昧院の多宝塔とともに、多…
東京都文京区本郷7丁目にあるのが、東京大学・本郷キャンパス(本郷地区キャンパス)。明治10年に創設された旧東京帝国大学の原点ともいえる場所で、東大の本部も本郷にあります。キャンパス内には東大紛争で注目された安田講堂、三四…
江戸城の西端、内堀の現・半蔵濠に面した門が、半蔵門。江戸城築城時からの門だと推測され、大手門が正門であるのに対し、搦手門(からめてもん=裏門)的な存在です。眼の前が甲州街道で、内藤新宿へと通じています。服部半蔵ゆかりの半…
西武鉄道は2025年10月2日(木)、池袋線・豊島線・狭山線・西武秩父線で運転している茶色に塗装された2000系電車「西武鉄道創立110周年記念トレイン」の定期運行を10月15日(水)に終了すると発表。これにより、池袋線…
東京都港区白金台5丁目にある東京都立の美術館が、東京都庭園美術館。「アール・デコの館」と称された旧朝香宮邸(きゅうあさかのみやてい)を再生した美術館で、建物自体も芸術的な価値を有しています。美しい西洋庭園、日本庭園、芝庭…
鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊のミュージアムが、鹿屋航空基地史料館。航空自衛隊で使われた飛行艇なども屋外展示されていますが、注目は、二式大型飛行艇(二式大艇)。戦前に海軍で使用され、太平洋戦争当時の飛行艇では世界一の性能…
大河の河口に立つ機会というのはあまりありません。本州では護岸工事などが進みあまり河口といった風情、雰囲気がありませんが、開拓時代とあまり変わらない雰囲気を残しているのが、十勝川の河口です。しかも河口の大津海岸まで車が入る…
長崎県松浦市、伊万里湾口にある鷹島(たかしま)は、元寇(げんこう)の際、鷹島沖海戦の地。さらに台風襲来で退却を決意したという元寇終焉の地にもなっています。鷹島南岸の海底からは、平成23年、平成27年、令和6年にモンゴル軍…
東京都千代田区、皇居(江戸城)の西端、半蔵濠に面した門が半蔵門。東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅の駅名由来になった門ですが、どこに門があるのかを知らない人が大半。それもそのはずで、皇居の一部で皇宮警察が守備し、一般には半蔵濠…
北アルプスの3000m峰を越え、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。すでに山上では紅葉が進み、雪景色を待つばかりですが、冬季閉鎖になる前の冬景色を楽しむ『予約WEBきっぷ』を2025年…
総面積1700haは、東京ドーム358個分という広さを誇る公共育成牧場(JA上士幌町が管理・運営)が、北海道上士幌町のナイタイ高原牧場。夏場は広大な草地で放牧し、冬は7棟ある畜舎で飼育するという育成牧場ですが、あまりに広…
沖縄県沖縄本島、糸満工場団地の沖合1kmに位置する無人島が、岡波岩(おかはいわ/方言ではウカハ)。この無人島を巡って、糸満市と豊見城市の間で、帰属争いが起こっています。2025年9月には、豊見城市議会、糸満市議会ともに帰…
北海道帯広市、電信通り商店街に店を構える高橋まんじゅう屋。「たかまん」の愛称で親しまれている大判焼きは、帯広のソウルフードといっても過言ではない存在です。肥沃な十勝平野は、農業、酪農が盛んな土地柄。とくに十勝産の小豆とい…
鹿児島県鹿屋市、海上自衛隊鹿屋航空基地内にある海軍航空に関する歴史資料館が、鹿屋航空基地史料館。「零式艦上戦闘機52型丙」の復元機の展示など旧日本海軍創設期から第2次大戦までのさまざまな資料を展示し、無料で公開。平成5年…
徳川家康に仕えた2代目・服部半蔵(服部正成)と伊賀組は、江戸に徳川幕府が開かれた後、伊賀同心の支配役として活躍しています。小説、映画やドラマに描かれる服部半蔵の多くがこの2代目のこと。江戸・東京で、服部半蔵ゆかりの地の筆…
鹿児島県鹿児島市、鹿児島港と桜島港を結ぶ桜島フェリー。錦江湾(鹿児島湾)を渡り、航海時間15分で結ぶ鹿児島市営の航路で、これまでは24時間運航が行なわれてきました。2025年10月1日(水)〜午前0時からの3時台までの定…
慶長17年(1612年)の禁教令以降、江戸でも多くの潜伏キリシタンが信教を守っていましたが、元和9年(1623年)、2代将軍・徳川秀忠が隠居し、徳川家光が3代将軍に就任すると、さらに宗教的な弾圧は過酷に。ついにキリシタン…
箱根登山電車(小田急箱根鉄道線)は、箱根登山電車モハ1形の104号、106号を2028年1月をもって運転を終了すると発表。普通鉄道としては「国内最古の現役電車」となる車両ですが、103号、107号は2019年7月に引退し…