サイトアイコン ニッポン旅マガジン

犬飼農村舞台『阿波人形浄瑠璃公演』|徳島市|2024

犬飼農村舞台『阿波人形浄瑠璃公演』

2024年11月3日(日・祝)10:30〜14:40、徳島県徳島市の五王神社境内・犬飼農村舞台で『阿波人形浄瑠璃芝居』が開催。毎年、文化の日に、五穀豊穣や天下泰平を祈る「式三番叟」を神社に奉納し、犬飼農村舞台で人形浄瑠璃が上演されます。勝浦座による人形浄瑠璃芝居の上演、132枚の襖を使った42景のカラクリも。

文化の日に行なわれる定期公演

阿波人形浄瑠璃は、徳島県の各地に伝承されている義太夫節(ぎだゆうぶし)による3人遣い(さんにんづかい)の人形芝居。
明治の初めから中頃にかけて、農村舞台での効果を考えて人形の首(かしら)が大型化しています。
さらに大型化した首を使用するにつれて、それを生かした大振りな人形操作による独自の演出法も誕生したのです。
明治の絶頂期には徳島に70以上の人形座があったといいますが、農村舞台も今では犬飼農村舞台、小野さくら野舞台、今山農村舞台、鎌瀬農村舞台、拝宮農村舞台、川俣農村舞台、坂州農村舞台、北川舞台、法市農村舞台だけとなっています。

犬飼農村舞台での『阿波人形浄瑠璃公演』は、徳島市教育委員会・犬飼農村舞台保存会が主催し、入場は無料。
農村舞台は国の文化財、襖カラクリは徳島市の文化財に指定。

犬飼農村舞台『阿波人形浄瑠璃公演』【2024年演目】

式三番叟(しきさんばそう)
傾城(けいせい)阿波の鳴門 順礼歌(じゅんれいうた)の段
傾城(けいせい)阿波の鳴門 十郎兵衛内(じゅうろうべいいすみか)の段
生写(しょううつし)朝顔日記 宿屋の段
生写(しょううつし)朝顔日記 大井川の段

出演: 友和嘉(ともわか)会、勝浦座
襖(ふすま)からくり 段返し千畳敷(せんじょうじき)/出演:犬飼農村舞台保存会

【徳島市公式】傾城阿波の鳴門 順礼歌の段
犬飼農村舞台『阿波人形浄瑠璃公演』|徳島市|2024
開催日時 2024年11月3日(日・祝)10:00〜14:40頃、毎年11月3日(文化の日)
所在地 徳島県徳島市八多町八屋67-3五王神社境内
場所 犬飼農村舞台
電車・バスで JR徳島駅から徳島市営バス五滝行きで、終点下車、徒歩10分
ドライブで 徳島自動車道徳島ICから約18km。または、神戸淡路鳴門自動車道鳴門ICから約26.5km
駐車場 五王神社駐車場
問い合わせ 徳島市観光課 TEL:088-621-5232/FAX:088-621-5457
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

犬飼農村舞台

徳島市八多町の五王神社の境内にある人形芝居(人形浄瑠璃)の野外舞台。舞台自体は明治6年の築で国の重要文化財。毎年11月3日に勝浦座による人形浄瑠璃芝居、氏子たちによって継承されてきたの「襖カラクリ」の上演が行なわれています。『式三番叟』を神

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了