日本ループ橋総覧(3)音戸大橋
日本各地のループ橋を訪ねる日本ループ橋総覧。3回目となる今回は、広島県呉市の音戸の瀬戸に架橋された音戸の瀬戸です。昭和36年架橋の音戸大橋は、架橋当時は有料道路でしたが、昭和49年に無料化。歩道がない、通行量の増加などで…
日本各地のループ橋を訪ねる日本ループ橋総覧。3回目となる今回は、広島県呉市の音戸の瀬戸に架橋された音戸の瀬戸です。昭和36年架橋の音戸大橋は、架橋当時は有料道路でしたが、昭和49年に無料化。歩道がない、通行量の増加などで…
日本列島には高度差をループ橋で克服する場所が、全国至るところにあります。2回目は日本一の大ループ橋の奥出雲おろちループ橋です。「二重にとぐろを巻く姿がまるでヤマタノオロチ(八岐大蛇)のよう」というのが名の由来で、出雲神話…
国土交通省が認定する日本で一番広い川幅はどこにあるのかご存じでしょうか? 日本一流域面積が広い河川は利根川なので、当然、利根川の流域と思いきや、正解は荒川。しかも利根川の流域面積の4分の1の面積という埼玉県、鴻巣市(こう…
日本最長の国道は日本橋(東京都中央区)と青い森公園前(青森県青森市)を結ぶ国道4号で、距離はなんと739.0kmにも及びます。対する日本最短の国道は、兵庫県神戸市の国道174号。なんと距離は187.1m(0.1871km…
日本で一番短い地名はどこにあるのでしょう? 短い町村名といえばまず浮かぶのが三重県の県庁所在地、津市。ここに一文字の町名字名があれば、津市寿1という具合に日本一短い地名とななるはずですが、上には上があるもので、栄えある1…
日本国内で海からもっとも離れた場所は、どこでしょう?身近でこの質問をしたら多くの人が思いつくのは、北海道のまんなか、大雪山や富良野(北海道の「へそ」を宣言しています)。そして北関東。実は、平成8年まで「日本で一番海から遠…
全国を取材で飛び回っていると、時たま「いよっ! 日本一」と声をかけたくなる意外な場所に出くわすことがあります。今回などはその典型。意外に知られていない「日本一長い地名」です。愛知県海部郡飛島村(とびしまむら)という干拓で…
日本の最北端は、(北方領土を除けば)教科書的には宗谷岬ってことになっています。しかし、実際の最北端は、宗谷岬ではありません。古くは、北方交易の要衝として栄えた珊内(北海道稚内市宗谷村珊内=宗谷岬西側の海岸)の沖に浮かぶ、…
地方から出てきた人は首都圏で「次の列車は短い11両編成です」という放送を聞くと、驚く人も多いのですが、首都圏のJR線は最長で15両編成(20m×15両で全長300m)で運転されています。東海道新幹線は16両、東北・秋田新…
鉄道事業法で認可された日本一短い鉄道は、鞍馬鋼索鉄道(鞍馬山ケーブル)で、日本で唯一、宗教法人が所有する鉄道です。普通鉄道としては芝山鉄道(千葉県)、非電化のローカル私鉄としては紀州鉄道、貨物鉄道としては西濃鉄道です。路…
訪日外国人観光客にも近年注目される鳥取砂丘ですが、日本最大の砂丘は鳥取砂丘ではありません。鳥取砂丘(鳥取県・日本海)、南遠大砂丘(静岡県・遠州灘)、吹上浜(鹿児島県・東シナ海)が日本三大砂丘ですが、さらに幅が広い、そして…
気象庁が集計した観測史上における「最深積雪ランキング」によれば、TOPは、東海道新幹線で関ヶ原通過時に眺めることのできる伊吹山の山頂。1927年(昭和2年)2月14日に伊吹山測候所が記録した1182cmで、これがダントツ…
日本国内の巨木・巨樹は環境省の「巨樹・巨木林データベース」が基本。ところが、北金ヶ沢のイチョウ(青森県深浦町)のように、平成7年に民間団体が雑誌に発表してから、調査が入り「日本第3位の巨木」と判明したものも。今回は環境省…
洪水時に河川の流水を一時的に貯め、下流の氾濫、洪水を防ぐ土地が、遊水地(ゆうすいち)。関東でいえば荒川、関西でも寝屋川、淀川上流などに設けられていますが、日本最大の遊水地は、栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県の4県にまたがる…
線路をジグザグに敷くことによって標高差を克服する手段がスイッチバック(switchback)です。以前は、道路などにもありましたが道路改良が進み、ほとんど姿を見なくなりました。鉄道も車両の近代化や新線の開通などでスイッチ…
日本全土の南北長は2793.0km、東西長は3139.4kmです。自治体としてTOPが分かる人は、かなりの地理マニアかもしれません。思わず北海道と答えたくなりますが、正解は日本最南端の沖ノ鳥島と、最東端の南鳥島がある東京…
岐阜県恵那市岩村町富田、城下町・岩村から中津川方面へと国道363号を走ると、その途中にあるのが、農村景観日本一の風景。岩村盆地の中に、瓦と白壁の昔ながらの農家や土蔵が点在する総面積150haという農村景観が展開。田園風景…
「経済的流通のある栽培地」としてのお茶の北限は、新潟県村上市と茨城県久慈郡大子町を結んだ線だとされていますが、実際には秋田県北部の能代市檜山地区で江戸時代中期から営農として茶栽培が行なわれています。これが「日本最北のお茶…