時間に正確とされる日本の鉄道で、定時運行率は世界トップクラスといわれてきましたが、首都圏の多くの路線では、遅延、ダイヤの乱れが日常化しています。国土交通省が発表した平成30年度の「東京圏の鉄道路線の遅延『見える化』」（令…

東海道・山陽新幹線に初代の0系に次ぐ、2代目車両として登場したのが100系。1985年にデビューし、2003年に営業運転を終えるまで長きにわたって活躍。16両編成中2両が2階建て（ダブルデッカー）で、そのうちの1両には食…

福島駅〜槻木駅（54.9km）を走る第三セクターの鉄道が、阿武隈急行。東日本大震災、台風被害などの困難を乗り越えてきましたが、累積赤字が増大。「上下分離方式」で存続することが決まりました。鉄道会社が施設を保有したまま、沿…

東京から南房総へと旅しようと思ったら、玄関口となる館山駅（たてやまえき）まで直通する特急はありません。房総特急と称された特急「さざなみ」は、東京駅〜木更津駅・君津駅で、館山駅方面へは君津駅で各駅停車に乗り換える必要があり…

在来線なのに新幹線しか走らないというユニークな場所が、全国に2ヶ所あります。新幹線車両ですが、在来線の扱いのため、特急料金も「特定特急料金」となり格安に。ひとつは上越線の支線である越後湯沢駅〜ガーラ湯沢駅（冬季のみ開設）…

昭和50年3月10日の山陽新幹線博多駅延伸まで、東京駅〜西鹿児島駅を結び、九州島内は日豊本線（宮崎回り）に遠回りで走るという急行「高千穂」がありました。走行距離は実に1574.2km。まさに日本最長列車（夜行）ですが、な…

2029年3月に運用開始予定の新型ロマンスカー。ロマンスカーといえば小田急の代名詞ですが、禁煙では通勤・通学などの利用も増えたため、展望席がないタイプが多くなり、数少ない列車の展望席は争奪戦の様相に。2024年9月に設計…

横須賀、久里浜、三浦海岸、三崎口への足として、ファミリー、カップルにも人気の京急の快特。2026年3月のJR東日本料金改定（値上げ）で、横須賀線の運賃が大幅値上げとなることで、さらに重要度を増す、京急の快特。できればクロ…