立石寺・姥堂
山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)。山門をくぐり、少し上ったところに建つのが姥堂(うばどう)で、堂内には三途川(さんずのかわ)で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼・奪衣婆(だつえば)が祀られています。
山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)。山門をくぐり、少し上ったところに建つのが姥堂(うばどう)で、堂内には三途川(さんずのかわ)で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼・奪衣婆(だつえば)が祀られています。
長野県長野市松代町(まつしろまち)、松代藩真田家の城下町・松代にある真田家の菩提寺が、長国寺(ちょうこくじ/正式名は長國寺)。天文16年(1547年)、武田信玄の家臣だった真田幸綱(さなだゆきつな=真田幸隆)が、真田郷(…
沖縄県宜野湾市普天間、宜野湾(ぎのわん)北東に位置する神社で、琉球国府から特別の扱いを受けた「琉球八社」のひとつが、普天満宮。普天間宮の縁起で、首里桃原に女神が出現、普天満宮の洞窟に籠もったという伝承がある鍾乳洞が、普天…
沖縄県宜野湾市普天間、宜野湾(ぎのわん)北東に位置する神社で、琉球国府から特別の扱いを受けた「琉球八社」(琉球に伝わった真言宗の寺院に付帯した神社)のひとつが、普天満宮。神仏習合時代の普天満権現で、創建は不明ですが、境内…
福岡県朝倉郡東峰村、JR日田彦山線・筑前岩屋駅の西側の山中に鎮座するのが、岩屋神社。その名の通り岩窟(岩屋)に本殿があるという神社で、本殿は国の重要文化財ですが、岩屋神社境内社の熊野神社の本殿も岩窟に収まり、やはり国の重…
福岡県朝倉郡東峰村、JR日田彦山線・筑前岩屋駅の西側の山中に鎮座するのが、岩屋神社。その名の通り岩窟(岩屋)に本殿があるという神社で、現存する本殿は、元禄11年(1698年)、福岡藩4代藩主・黒田綱政(くろだつなまさ)の…
長崎県東彼杵郡川棚町岩屋郷の山中の岩窟にあるのが、岩屋権現。権現とは神仏習合時代の名残りの名称で、明治維新の神仏分離、廃仏毀釈で岩屋神社になっていますが(鳥居の扁額は岩屋神社)、今も岩屋権現と通称されています。199段の…
懸崖造り(けんがいづくり)、崖造り(がけづくり)のなかで、急峻な崖の岩窟に「堂舎を投げ入れたように」建っているのが投入堂。日本三大投入堂と称されるのは、三徳山三佛寺投入堂(鳥取県三朝町/国宝)、不動院岩屋堂(鳥取県若桜町…
大分県宇佐市院内町大門にある龍岩寺の奥の院が、龍岩寺奥院礼堂(りゅうがんじおくいんらいどう)。大きな岩窟に、投げ込まれたかのような懸造(かけづく)りの小さな礼堂で、国の重要文化財に指定されています。天平18年(746年)…
福岡県田川郡添田町、九州を代表する修験道の霊場、英彦山(ひこさん)の山中に鎮座する古社が、大南神社。英彦山神宮(ひこさんじんぐう)の末社で、断崖(大南窟)にへばりつくように築かれた懸崖造り(けんがいづくり=崖造り)が印象…
奈良県生駒郡斑鳩町三井にある聖徳宗の古刹、法輪寺。法隆寺東院の北方に位置し、聖徳太子の病気平癒を願った山背大兄王(やましろのおおえのおう)の創建と伝えられる寺で、遠方からも眺められる法輪寺・三重塔は斑鳩三塔(いかるがさん…
栃木県栃木市出流町にある真言宗智山派の寺で、坂東三十三観音霊場の第17番札所、関東八十八ヶ所の特別霊場が、出流山満願寺(出流観音)。「観音の霊窟」とされるのが出流鍾乳洞(満願寺奥の院)で、鍾乳石が生み出した十一面観音像は…
栃木県栃木市出流町にある真言宗智山派の寺で、坂東三十三観音霊場の第17番札所が、出流山満願寺(出流観音)。天平神護元年(765年)、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)創建と伝えられる古刹で、勝道上人の日光・男体山…
穂高見命(ほたかのみこと)を祭神とする穂高神社(ほたかじんじゃ)は、安曇野市穂高に本社、上高地・明神池の畔(松本市)に奥宮があり、穂高見命が降臨したとされる奥穂高岳山頂に穂高神社嶺宮(みねみや)が鎮座しています。嶺宮を除…
穂高見命(ほたかのみこと)を祭神とする穂高神社(ほたかじんじゃ)は、安曇野市穂高に本社、上高地・明神池に奥宮がありますが、日本第3の高峰・奥穂高岳(標高3190m/長野県松本市)の頂上に嶺宮(みねみや)が鎮座し、まさに北…
東京都板橋区小豆沢4丁目、室町時代末に創建と伝わる真言宗の古刹が、龍福寺。本尊の薬師如来は、七々子崎(ななこざき)と呼ばれた荒川の入江で平安時代末に発見されたと伝わるもの。境内には「板碑の寺」(いたびのてら)と称されるほ…
岐阜県高山市、標高3025.7mの乗鞍岳・剣ヶ峰山頂に鎮座するのが、乗鞍本宮奥宮。畳平にある乗鞍岳バスターミナル(標高2702m)の横に建つ立派な社が、乗鞍本宮の中ノ宮(中之社)で、登山道を1時間30分ほど頑張って登った…
熊本県阿蘇郡高森町にある古社が、草部吉見神社(くさかべよしみじんじゃ)。鳥居から石段を130段下ったところに社殿がある「下り宮」で、鵜戸神宮(宮崎県日南市)、一之宮貫前神社(群馬県富岡市)とともに日本三大下り宮にも数えら…