京都にあった日本最長のケーブルカーとは!? 廃墟となった駅舎が現存!
かつて京都市に、日本最長のケーブルカーがあったことは、あまり知られていません。日本の私鉄は、明治時代後期〜昭和初期に、参詣鉄道として敷設された線が数ありますが、山岳信仰の霊山にもケーブルカーが敷設されたのです。京都では、…
かつて京都市に、日本最長のケーブルカーがあったことは、あまり知られていません。日本の私鉄は、明治時代後期〜昭和初期に、参詣鉄道として敷設された線が数ありますが、山岳信仰の霊山にもケーブルカーが敷設されたのです。京都では、…
トンネルの貫通、高架の完成など鉄道の建設工事が進みながら、開通することなく廃線となった線を未成線(みせいせん)と呼んでいます。長野県飯田市には、恵那山・富士見台の直下を神坂トンネルで抜け、飯田と中津川を結び、名古屋への短…
中津町(現・中津川市)と付知町(現・中津川市付知町)を結び、北恵那鉄道が開通したのは1924年8月5日のこと。初代社長には、電力王として知られ、木曽川の電源開発に尽力した福澤桃介が就任しています。1978年9月18日に中…
北九州が一大工業地帯として発展し、日本が近代化を成し遂げたのは、筑豊炭田の石炭産業があったから。筑豊炭田の活況を背景に、貝島炭鉱が大正14年の輸入したドイツ・コッペル社(Orenstein & Koppel)製の…
埼玉県さいたま市にある「鉄道博物館」に静態保存されるナデ6110形式6141号電車。第一次世界大戦が始まった大正3年、鉄道院新橋工場で製造された車両で、国の重要文化財に指定。都市近郊における鉄道輸送の需要増大に対応して製…
明治5年、日本で最初の鉄道開業に際してイギリスから輸入された蒸気機関車(1両のみ輸入)が1号機関車。明治4年にバルカン・ファウンドリー社(Vulcan Foundry Co., Ltd.)で製造されたB型タンク機関車で、…
鉄道ファンから「ムーミン」と呼ばれる電気機関車があるのをご存知だろうか。それが埼玉県さいたま市の鉄道博物館に静態保存される国鉄EF55形電気機関車。鉄道博物館に保存されるのはEF55 1で、昭和11年の製造。当時は流線型…
東京都板橋区、板橋区立城北交通公園にひっそりと静態保存されるSL(蒸気機関車)に注目を。1912年、プロイセン王国(ドイツ帝国)で製造された軽便鉄道(ナローゲージ)の機関車を第一次世界大戦中に有田鉄道(和歌山県)が輸入し…
建設工事が進められたものの、なんらかの理由で工事がストップ、開通することなく廃止となった線が国鉄未成線。とくに戦時下で工事が進められた線には美しいアーチ橋が残され、あたかも古代ローマの水道橋のような景観に。埋もれた異色の…
戦前と戦後に広島と浜田を結ぶ鉄道として建設が進みながら、開通することなく廃線となった「幻の鉄道」が広浜鉄道。島根県側で浜田と石見今福間を結んだ今福線の遺構で、浜田市佐野町に残るユニークな音響スポットとして地元で話題になっ…
戦前と戦後に広島と浜田を結ぶ鉄道として建設が進みながら、開通することなく廃線となった「幻の鉄道」が広浜鉄道。島根県側で浜田と石見今福間を結んだ今福線の遺構で、ハイライトのひとつが浜田市佐野町に残される第一下府川橋梁・4連…
島根県浜田市宇津井町、広島と浜田を結び、戦前と戦後の2回にわたって中国山地を越える鉄道として工事が進んだのが、広浜鉄道。島根県側で浜田と石見今福間を結んだ未成線、広浜鉄道今福線遺構のなかで、島根県道301号(佐野波子停車…
島根県浜田市宇津井町、広浜鉄道今福線遺構のなかで、そのシンボル的な存在となっているのが4連アーチ橋。広浜鉄道は広島市と島根県那賀郡浜田町(現・浜田市)を結ぶ鉄道として大正11年に予定線となり、戦前と戦後に浜田〜石見今福間…
長野県埴科郡坂城町(さかきまち)、しなの鉄道・坂城駅前にあるのが、169系S51編成静態保存。昭和43年に国鉄・信越本線の難所、横川駅~軽井沢駅間を走る電車として登場、急行「信州」、「志賀」としてユン用された急行用電車で…
北海道夕張市、三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の南大夕張駅(みなみおおゆうばりえき)跡地を再生、沿線で産出される石炭の輸送や沿線住民の貴重な足として活躍した機関車や客車を保存する施設が、三菱大夕張鉄道保存車両。例年4月下旬〜11…
北海道虻田郡ニセコ町、ニセコ駅隣接地(ニセコ大橋側)に令和3年夏に誕生したのが、ニセコ鉄道遺産群。昭和28年まで簡易軌道真狩線狩太駅、簡易軌道の転車台などがあった場所で、その後、SL「C62ニセコ号」の運転に合わせて転車…
神奈川県足柄上郡開成町、小田急線・開成駅東口のロータリーの目の前にあるのが、開成駅前第2公園。遊具もない、トイレだけある街区公園ですが、平成13年1月に小田急電鉄から譲渡されたロマンスカーNSE(3100形)が静態保存さ…
東京都奥多摩町にある東京の水瓶、奥多摩湖。かつてこの湖を渡るロープウェイが運行されていたことをご存知だろうか。小河内観光開発が「東京唯一のロープウェイ」として運行した奥多摩湖ロープウェイで、わずか5シーズンで廃止されたた…