地下秘密要塞「赤山地下壕跡」を見学|館山市
太平洋戦争の敗色が濃厚となり、アメリカ軍の房総半島上陸の可能性が囁かれた戦争末期、館山市に海軍は秘密基地を構築します。秘密基地ゆえに、いつ頃掘られたのかも不明確な地下壕ですが、謎を秘めながらその一部が公開されています。
太平洋戦争の敗色が濃厚となり、アメリカ軍の房総半島上陸の可能性が囁かれた戦争末期、館山市に海軍は秘密基地を構築します。秘密基地ゆえに、いつ頃掘られたのかも不明確な地下壕ですが、謎を秘めながらその一部が公開されています。
県立観音崎公園として豊かな自然が残る観音崎一帯。実は、豊かな自然が残るのは戦前は一般の立入が禁じられた要塞地帯だったから。海岸部にも不思議な構築物があります。その筆頭が、水中聴測所。
昭和20年8月の終戦まで旧軍の要衝地帯として幕末からの長きにわたり、一般の立ち入りが厳しく制限されてきた観音崎。実は、それゆえに、知られざる不思議なスポットが数多く残されています。
本土決戦最後の切札として、海軍が全力を挙げて開発したロケット特攻機「桜花」四三乙型。その秘密発射基地が造られたのが現在の南房総市下滝田。ここに下滝田基地があったのです(TOPの画像は5式噴進射出装置=射出用カタパルトの跡…
海中に海底神社も鎮座する千葉県館山市波左間(はさま)。夏は海水浴でも賑わう羽佐間地区ですが、その集落前、漁港近くの海岸に海に突き出したコンクリート製の構造物が。かなり歴史を感じさせるこの構造物こそ、水上特攻艇(特殊潜航艇…
当初は清国北洋水師、次にロシア太平洋艦隊の来攻を想定して東京湾の入口、富津岬の基部に築かれた東京湾要塞のひとつが富津元洲堡塁砲台。東京湾要塞の一部として大正時代まで機能しました。現在は県立富津公園の一部で、要塞の中央部に…