【明治を旅する】東海道の要衝・宇津ノ谷峠に「明治のトンネル」が現存!
静岡県静岡市駿河区の鞠子宿(丸子宿)と藤枝市岡部町の岡部宿の間にある東海道の難所、宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)。平安時代には蔦の細道(つたのほそみち)として知られ、江戸時代にも峠越えの難所でしたが、明治9年に完成、明治3…
静岡県静岡市駿河区の鞠子宿(丸子宿)と藤枝市岡部町の岡部宿の間にある東海道の難所、宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)。平安時代には蔦の細道(つたのほそみち)として知られ、江戸時代にも峠越えの難所でしたが、明治9年に完成、明治3…
現在「大阪城天守閣」が再建される大坂城は、豊臣時代の石垣、天守と、大坂の陣で破壊され、その上に築かれた徳川時代の天守という2層構造になっています。かつての豊臣時代の大坂城本丸の石垣を掘り起こして一般公開するのが2025年…
東京国立博物館(東京都台東区上野公園)の開館140周年記念で誕生した公式キャラクターが「トーハクくん」。そのモデル(モチーフ)となっているのは、埼玉県熊谷市の野原古墳群から出土した『踊る埴輪』(『踊る人々』)。東京国立博…
関東エリアの海上航路で、昔懐かしい「ポンポン船」風情の渡船が現役で活躍するのは、浦賀渡船(浦賀の渡し/神奈川県横須賀市)と江の島(藤沢市)の2ヶ所のみ。江の島に渡る江の島弁天橋の基部の桟橋から、島の裏側にある稚児ヶ淵まで…
1970年代に衛星写真で確認され、北海道ツーリングの全盛時代に「北海道最後の秘境」、「日本最後の秘境」といわれたのが、道東、釧路市にあるシュンクシタカラ湖。シュンクシタカラ林道(発見沢林道)が通じていますが、崩壊して到達…
2025年3月22日(土)〜4月6日(日)、東京都江東区の門前仲町・清澄白河・森下・越中島で『第21回お江戸深川さくらまつり』。江戸の町は東西に運河が巡らされたカナルタウン。その歴史を今に伝える大横川、小名木川、隅田川、…
神奈川県横須賀市の浦賀港。浦賀といえば、幕末にペリー来航で有名。ペリー提督に応対した湾口に浦賀奉行所のあった天然の良港、浦賀港。奥深い入江で、対岸への通勤、通学などの足として、江戸時代から運航されるのが浦賀渡船(浦賀の渡…
東国に古墳文化が現れるのは畿内から少し遅れてというのが常識ですが、そんな定説を覆すのが静岡県沼津市にある高尾山古墳(たかおさんこふん)。沼津市教育委員会によれば、建造されたのは女王・卑弥呼(ひみこ)が邪馬台国(やまたいこ…
現存する最古の寿司が湖国・近江に伝わる「鮒寿司」といわれ、琵琶湖の二ゴロブナ、近江米、塩を原料に塩漬けした魚と米を漬け込み発酵させたもの。琵琶湖博物館と龍谷大学発酵醸造食品機能性研究センターでは、江戸時代の製法での『江戸…
「まんが王国とっとり」の建国を記念し、山陰本線を中心に2012年度から運行が開始されている「名探偵コナン列車」。2019年度登場の「青赤車両」と2021年度登場の「探偵車両」が運用されていますが、「青赤車両」がリニューア…
鉄道の発達、とくに私鉄は社寺参詣の足として誕生した路線が数あります。日光へも東武日光駅が昭和4年10月1日に開業していますが、昭和7年8月28日、日光登山鉄道がケーブルカーを馬返〜明智平に開通させ、東武日光駅から路面電車…
鳥取県鳥取市の青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)から、弥生人110体以上の人骨がバラバラの状態で溝から出土。2021年10月には最初の弥生人復顔が行なわれ、2024年3月には2人目の弥生人が1800年の眠りから復活。…
千鳥ヶ淵の桜、ライトアップされた千鳥ヶ淵緑道の景観など、訪日外国人観光客にも人気を集める『千代田のさくらまつり』。2025年には混雑の分散化も図るため3月12日(水)~4月23日(水)と期間を拡大。さらに行列必至の千鳥ヶ…
鳥取県鳥取市青谷町にある弥生時代前期末(2400年前)〜古墳時代前期(1700年前)の集落遺跡が、青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)。平成12年に弥生人の人骨が大量に出土。その数はなんと109体もあり、なかには戦士の…
風光明媚な室戸阿南海岸(国定公園)に敷設された阿佐海岸鉄道・阿佐東線。海岸沿いを走る線路に、バスが走るという異色の絶景を眺めることができます。このバスは、DMVと略称されるデュアル・モード・ビークル(Dual Mode …
京都府城陽市にある前方後方墳が、芝ヶ原古墳(しばがはらこふん)。久津川古墳群(くつかわこふんぐん)の支群、芝ヶ原古墳群の1基で、建造されたのは女王・卑弥呼(ひみこ)が治めた邪馬台国があった3世紀前半〜中期。弥生時代から古…
2025年1月18日(土)に東京都中央区日本橋浜町で開催されたのが『全国ナウマンゾウサミット』。実は日本橋浜町は、ナウマンゾウの1個体分の頭骨、そして体軸・体肢骨がともに発掘されている唯一の場所。その『浜町標本』が出土し…
松倉城は、16世紀後半、高山に進出した飛騨地方南部の領主・三木氏が拠点として標高856.7m、比高360mほどの松倉山(岐阜県高山市)に築いた中世の山城。尾根筋に堀切や曲輪を設け、山頂部には石垣で囲まれた本丸、二ノ丸、三…