【地図を旅する】vol.19 知る人ぞ知る「野岩鉄道の秘境駅」は、関東最北の無人駅
栃木県日光市横川にある野岩鉄道会津鬼怒川線の駅が、男鹿高原駅(おじかこうげんえき)。秋田県の男鹿半島の高原かと思えるような駅名ですが、福島県境に近い栃木県。駅前には緊急ヘリポートがあるのみで、まさに秘境駅。1日の平均乗降…
栃木県日光市横川にある野岩鉄道会津鬼怒川線の駅が、男鹿高原駅(おじかこうげんえき)。秋田県の男鹿半島の高原かと思えるような駅名ですが、福島県境に近い栃木県。駅前には緊急ヘリポートがあるのみで、まさに秘境駅。1日の平均乗降…
鹿児島県南九州市知覧町といえば、「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧麓の武家屋敷、知覧茶、そして知覧特攻平和会館が知られていますが、枕崎市との境界近く、鹿児島県道34号(枕崎知覧線)沿いにあるのが、日本唯一の現役で採掘する金鉱…
日本一危険、離発着が難しいといわれるのは長野県松本市の信州まつもと空港で、FDA(フジドリームエアラインズ)が飛んでいますが、地図を見る限り、断然、パイロットが緊張すると推測できるのが伊豆七島の神津島にある神津島空港(東…
日本国内には16万基の古墳がありますが、現存する100m以上の古墳は、260基ほど。100m以上の巨大古墳でも私有地であれば、道路の開削、土を取るための削平、市街地化などで消えてしまうことがあります。大阪府堺市西区の大塚…
国土地理院の2万5000分の1地形図で滝を表す地図記号は、横棒に点ふたつということは、多くの人が知っていますが、実は「東洋のナイアガラ」と称される吹割の滝(群馬県沼田市)、原尻の滝(大分県豊後大野市)など、幅のある滝はこ…
日本広しといえど、車道も鉄道もないのは、群馬・福島県境のみです。北アルプスで分断される長野県と富山県、長野県と岐阜県にも車道や鉄道が通じていますし、海岸沿いの移動手段の県境越えもあるので、実は「歩いて県境を越えるしか方法…
快晴の日には伊豆七島の八丈島の八丈東山(三原山) から富士山を視認でき、その距離はなんと271km。ここが富士山を眺める南限ですが、上には上があるもので、北限の花塚山(はなづかやま/福島県)は308km、最遠は…
川の水は中央脊梁山脈で日本海と太平洋に分かれて流れますが、それが中央分水界。標高の高い山であることが多いため中央分水嶺と呼ばれるのが一般的ですが、日本最高所にある分水界が、北アルプス南部の乗鞍岳です。山頂の標高は3025…
川の水は中央脊梁山脈で日本海と太平洋に分かれて流れますが、それが中央分水界。標高の高い山であることが多いため中央分水嶺と呼ばれるのが一般的ですが、実は世界一標高の低い中央分水界が北海道千歳市にあります。太平洋と日本海を分…
新潟県村上市と、山形県鶴岡市の境、朝日連峰から続く長大な羽越国境(新潟・山形県境)の海岸(鼠ヶ関)近くのピークが、日本国。日本広しといえども、日本国という地名は、ここだけ。なぜ日本国という名が生まれたのかといえば、古代、…
北は北海道から、南は九州・鹿児島まで、整備が進む新幹線網。そのなかで、新幹線が通りながら、駅がないという県は、たった1県。それが茨城県です。「茨城県に新幹線が?」と疑問に思う人は、TOPの地図をじっくりとご覧ください。茨…
日本で最高所の露天風呂はどこなのでしょう? 答えは、八ヶ岳山中の本沢温泉「雲上の湯」(長野県南佐久郡南牧村)で、標高2150m。夏も涼しい雲上のちょっぴりワイルドな露天風呂ですが、登山口から1時間以上歩く必要があります。
日本最高所の温泉は、立山黒部アルペンルート途中の最高所、室堂(富山県中新川郡立山町)にある「みくりが池温泉」(2410m)です。地獄谷と呼ばれる噴気を上げる源泉地帯からの引湯ですが、同じく引湯の「雷鳥荘」(2370m)、…
令和4年の『全国都道府県市区町村別面積調』によれば、全国で県境の未確定な場所は17ヶ所。そのなかで最多の3ヶ所が東京都との境界問題で、東京都は全国TOPの境界未確定都道府県に。江戸川と旧江戸川の分岐点、江戸川水閘門周辺も…
令和4年の『全国都道府県市区町村別面積調』によれば、全国で県境の未確定な場所は17ヶ所。そのなかで最多の3ヶ所が東京都との境界問題で、東京都は全国TOPの境界未確定都道府県に。東京ディズニーリゾートの横、江戸川の河口部分…
令和4年の『全国都道府県市区町村別面積調』によれば、全国で県境の未確定な場所は17ヶ所。日本のシンボル富士山頂の県境も確定していませんが、実は、首都である東京でも未確定の場所が全国最多の3ヶ所あります。そのうちのひとつが…
いきなりですが、まずは国土地理院の2万5000分の1地形図(TOPの画像)で、富士山頂の地図をじっくりとごらんください。Googleマップ、YAHOO!地図でも詳細な拡大図では静岡県と山梨県の県境の県界線が山頂近くでぷつ…
「日本異様難読山名コンテスト」(『パソコン通信NIFTY-Serve』)で日本で2番目の難読山名に選出されたのが、北方領土・国後島(くなしりとう)の爺爺岳(ちゃちゃだけ)。読み方がまったく想像がつかない山ですが、国後島に…