【地図を旅する】vol.29 半世紀近く定期便が飛ばない! 福井空港
令和6年3月16日、北陸新幹線の金沢駅〜福井駅〜敦賀駅が開業、話題は敦賀駅〜京都駅へのルート問題(米原ルート、小浜・京都ルート)に変わっています。では、飛行機を利用して福井県へと旅する際の飛行場は!?といわれると、すぐに…
令和6年3月16日、北陸新幹線の金沢駅〜福井駅〜敦賀駅が開業、話題は敦賀駅〜京都駅へのルート問題(米原ルート、小浜・京都ルート)に変わっています。では、飛行機を利用して福井県へと旅する際の飛行場は!?といわれると、すぐに…
「当社の営業エリアは、関東、甲信越から東北までの広範な地域をカバーしています。営業キロは69線区延べ7401.7km」というJR東日本ですが、支線ながら営業キロわずかに0.3kmという場所があります。それが宮城県宮城郡松…
日本国内の三角点の総数は、10万8819点(令和6年4月1日現在)ありますが、北方領土を除く日本最北、まさに最果ての三角点があるのが宗谷岬。全国に7万1266点の四等三角点のひとつ、「大岬」で、宗谷岬灯台の背後、周氷河地…
伊豆のループ橋といえば、伊豆に詳しい旅好きの人なら、すぐに天城越えの高低差を克服する河津七滝ループ橋(昭和56年完成)を思い浮かべるでしょう。ところがその完成以前に、伊豆高原(静岡県伊東市)に立派なループ橋が築かれ、今で…
地図を見ると常磐線の三河島駅〜日暮里駅(東京都荒川区)の間が、大きくカーブし、西に向かう列車がいつのまにか東に向かう状態になっていることがわかります。常磐線は日本鉄道が敷設したものですが、もともとは東北本線・田端駅起点で…
太平洋戦争が勃発する直前の昭和16年9月、関東防衛の一翼を担う飛行場として建設が開始されたのが、茂原海軍航空基地。第五五二海軍航空隊(昭和17年12月1日、特設航空隊として茂原飛行場で開隊)の基地。滑走路跡が道路として残…
日本最北の海水浴場は、北海道稚内市にある稚内西海岸ですが、夏場の最盛期でもブルブル状態で、1週間ほどしか泳ぐことができません。あまり知られていないのが、本州最北の海水浴場で、ちゃんと公的に海水浴場として開設されるビーチと…
大阪府大阪市の最高点は、鶴見区の花博記念公園鶴見緑地にある、鶴見新山で、大阪市によれば標高37.5m(平成17年に国土地理院近畿地方測量部によって再計算されたもの)。国土地理院の2万5000分の1地形図には39mとなって…
栃木県日光市横川にある野岩鉄道会津鬼怒川線の駅が、男鹿高原駅(おじかこうげんえき)。秋田県の男鹿半島の高原かと思えるような駅名ですが、福島県境に近い栃木県。駅前には緊急ヘリポートがあるのみで、まさに秘境駅。1日の平均乗降…
鹿児島県南九州市知覧町といえば、「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧麓の武家屋敷、知覧茶、そして知覧特攻平和会館が知られていますが、枕崎市との境界近く、鹿児島県道34号(枕崎知覧線)沿いにあるのが、日本唯一の現役で採掘する金鉱…
日本一危険、離発着が難しいといわれるのは長野県松本市の信州まつもと空港で、FDA(フジドリームエアラインズ)が飛んでいますが、地図を見る限り、断然、パイロットが緊張すると推測できるのが伊豆七島の神津島にある神津島空港(東…
日本国内には16万基の古墳がありますが、現存する100m以上の古墳は、260基ほど。100m以上の巨大古墳でも私有地であれば、道路の開削、土を取るための削平、市街地化などで消えてしまうことがあります。大阪府堺市西区の大塚…
国土地理院の2万5000分の1地形図で滝を表す地図記号は、横棒に点ふたつということは、多くの人が知っていますが、実は「東洋のナイアガラ」と称される吹割の滝(群馬県沼田市)、原尻の滝(大分県豊後大野市)など、幅のある滝はこ…
日本広しといえど、車道も鉄道もないのは、群馬・福島県境のみです。北アルプスで分断される長野県と富山県、長野県と岐阜県にも車道や鉄道が通じていますし、海岸沿いの移動手段の県境越えもあるので、実は「歩いて県境を越えるしか方法…
快晴の日には伊豆七島の八丈島の八丈東山(三原山) から富士山を視認でき、その距離はなんと271km。ここが富士山を眺める南限ですが、上には上があるもので、北限の花塚山(はなづかやま/福島県)は308km、最遠は…
川の水は中央脊梁山脈で日本海と太平洋に分かれて流れますが、それが中央分水界。標高の高い山であることが多いため中央分水嶺と呼ばれるのが一般的ですが、日本最高所にある分水界が、北アルプス南部の乗鞍岳です。山頂の標高は3025…
川の水は中央脊梁山脈で日本海と太平洋に分かれて流れますが、それが中央分水界。標高の高い山であることが多いため中央分水嶺と呼ばれるのが一般的ですが、実は世界一標高の低い中央分水界が北海道千歳市にあります。太平洋と日本海を分…
新潟県村上市と、山形県鶴岡市の境、朝日連峰から続く長大な羽越国境(新潟・山形県境)の海岸(鼠ヶ関)近くのピークが、日本国。日本広しといえども、日本国という地名は、ここだけ。なぜ日本国という名が生まれたのかといえば、古代、…