千葉県松戸市にある松戸市戸定歴史館は、最後の将軍・徳川慶喜(とくがわよしのぶ)の実弟で、水戸藩最後の藩主、徳川昭武(とくがわあきたけ)の別邸「戸定邸」に隣接する歴史館。江戸時代から明治維新に至る激動の時代に、若くして隠居した徳川昭武の生涯をわかりやすく解説しています。
最後の水戸藩主・徳川昭武の別邸・庭園に隣接するミュージアム
徳川昭武は、徳川慶喜の名代として1867年のパリ万国博覧会にも派遣され、パリ滞在中に大政奉還や戊辰戦争が起こっているのです。
明治17年築で国の重要文化財に指定される戸定邸の調度品、水戸徳川家伝来の写真など、ゆかりの品を常設展示するほか、企画展や特別展(展示内容は3ヶ月に一度の割合で変更)を開催。
戸定邸を含む旧松戸徳川家の敷地は、戸定が丘歴史公園として整備され(ペットを連れての入園は不可)、「日本の歴史公園100選」にも選定、旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)は国の名勝になっています。
「戸定邸」からは例年11月12~13日頃、そして1月29日頃に富士山頂に日が沈むダイヤモンド富士を眺めることが可能で、戸定が丘歴史公園内戸定邸として「関東の富士見百景」にも選定されています。
松戸市戸定歴史館 | |
名称 | 松戸市戸定歴史館/まつどしとじょうれきしかん |
所在地 | 千葉県松戸市松戸714-1 |
関連HP | 松戸市公式ホームページ |
電車・バスで | JR松戸駅から徒歩10分 |
ドライブで | 東京外環自動車道三郷南ICから約4.4km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 松戸市戸定歴史館 TEL:047-362-2050/FAX:047-361-0056 |
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