千葉県市原市飯給にある小湊鐵道(こみなとてつどう)の1日平均乗車人員6名という無人駅が、飯給駅(いたぶえき)。春には菜の花と桜が咲き、多くのカメラマン、鉄道ファンの集まるスポットになっています。「世界一大きなトイレ」も駅前に設置され、小湊鐵道の名所のひとつに。
春には桜咲く美しい無人駅に「世界一大きなトイレ」が!
以前は耕作放棄地の草藪、竹藪だった駅の周辺は、地元のボランティアの活動で美しい里山が復活。
線路に沿って近隣の小学校による植樹も行なわれ、列車からのお花見も楽しめるようになっています。
地元のボランティアが菜の花を植栽、水田にも水を張り、水鏡に映る桜の駅を演出。
近年はその絶景が知れ渡り、多くのカメラマンが訪れるようになっています。
開花期間中には線路脇の桜のライトアップも実施。
さらに平成24年に完成した駅前公衆トイレは、建築家・藤本壮介氏の設計による「世界一大きなトイレ」。杉の木675本を使った高さ2mの杉壁が取り囲む(一周54m)なかが庭になっており、その中央にポツンと四面ガラス張りの個室(カーテンを設置)が置かれています。
使いやすさでいえば、併設の多目的トイレの方が使いやすいのが難点か。世界一というのは200平方メートルという全体の面積。
小湊鐵道飯給駅 | |
名称 | 小湊鐵道飯給駅/こみなとてつどういたぶえき |
所在地 | 千葉県市原市飯給943-3 |
関連HP | 小湊鐵道公式ホームページ |
駐車場 | 5台/無料(駅前広場トイレ横) |
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