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上総牛久駅

上総牛久駅

千葉県市原市にある小湊鐵道の駅が上総牛久駅(かずさうしくえき)。大正14年3月7日、小湊鐵道の開通と同時に開業した駅で、開業当初の駅が現存し(出札口などは往時のまま)、国の登録有形文化財に指定されています。上総牛久駅前の牛久商店街通りでは3と8のつく日『牛久の朝市』を開催しています。

牛久という地名の由来は定かでない

設計・施工は鹿島組(現・鹿島建設)、木造平屋建てで、寄棟造りの瓦葺き。
壁面は下見板を張ってペイント塗りをし、洋風に仕上げています。
小湊鐵道で上総牛久駅止まりが多いのは、この先は乗車人数が少ないから。
そのために上総牛久駅での折返し運転が多数になっています。
また、夜間滞泊があり、早朝に上総牛久駅始発の五井行き、養老渓谷行き始発列車も運転。
房総里山トロッコ列車にも上総牛久駅始発があります。

上総牛久駅という駅名は、江戸時代にこの地方にあった地名、牛久(上総国市原郡牛久村)に由来。
古代律令時代、国府(上総国府)に至る道が走り、その両側に集落が発生し、そこに宇志久という地名が付けられたものと推測できます(宇志久の意味、由来は定かでありません)。

茨城県牛久市は常陸国府への駅路(東海道/武蔵〜下総〜常陸)が走ったことから宇志久という名が生まれ、後に牛久に転じたと推測されています。

名称 上総牛久駅/かずさうしくえき
所在地 千葉県市原市牛久897-2
関連HP 小湊鐵道公式ホームページ
駐車場 45台/有料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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