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千葉寺

千葉寺

千葉県千葉市中央区にある真言宗豊山派の名刹、千葉寺(せんようじ、ちばでら)。坂東三十三観音第29番霊場、関東八十八ヶ所第47番霊場で、本尊は十一面観世音菩薩。寺伝によれば、和銅2年(709年)、行基開基で、聖武天皇の命により千葉寺にしたと伝わる千葉県屈指の古刹です。

「千葉寺ノ公孫樹」は千葉県の天然記念物

「千葉寺ノ公孫樹」

鎌倉時代に下総の守護となった千葉氏の城館・亥鼻城(いのはなじょう=現・亥鼻公園、千葉市立郷土博物館一帯)にも近く、中世には千葉氏の祈願所にもなっています。
往時の堂宇は、空襲で焼失し、現在の観音堂は戦後の再建。

境内の大イチョウは、樹高27m、幹周り10mで、「千葉寺ノ公孫樹」として千葉県の天然記念物に指定されています(主幹は落雷や戦時中の火災によって焼失)。
樹齢は不明ですが、寺伝によれば、和銅2年(709年)、行基が千葉寺を開基した当時の植栽と伝わっています(日本のイチョウは中国から渡来したもの)。
黄葉の見頃は、例年11月下旬〜12月上旬です。

1月21日、5月21日、9月21日には『大護摩・小児虫封じ』が執り行なわれています。

坂東三十三観音霊場間の距離・時間

第28番・滑河山龍正院/滑河観音(千葉県成田市滑川1196) — (56km/車1時間) —第29番・海上山千葉寺(千葉市中央区千葉寺町161) — (39km/車45分)–第30番 平野山高蔵寺/高倉観音(千葉県木更津市矢那1245)

※距離と時間はルートや交通状況により変動するため、およその目安です

千葉寺
名称 千葉寺/せんようじ・ちばでら
所在地 千葉県千葉市中央区千葉寺町161~167
関連HP 千葉市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 京成電鉄千葉寺駅から徒歩10分。または、JR千葉駅からバス大網駅行き、松ヶ丘行きで千葉寺下車、徒歩1分
ドライブで 京葉道路松ヶ丘ICから約1.5km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 千葉寺 TEL:043-261-3723
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

龍正院(滑河観音)

千葉県成田市滑川にある天台宗の名刹、龍正院(りゅうしょういん)。承和5年(838年)、滑河城主・小田将治が発願し、円仁(慈覚大師)開山と伝わる古刹で、本尊は十一面観世音菩薩。坂東三十三観音霊場第28番札所となっているため、滑河観音(なめがわ

高蔵寺(高倉観音)

千葉県木更津市にある真言宗豊山派の古刹で、坂東三十三観音第30番札所が高蔵寺(高倉観音)。用明天皇の御代(585年~587年)に徳義が小像の観音菩薩を感得して寺を創建したと伝えられる古刹で、その観音像は行基自刻という観音像に納められています

 

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