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袖ケ浦市郷土博物館・本館

袖ケ浦市郷土博物館・本館

千葉県袖ケ浦市下新田、袖ケ浦公園の上池の畔にあるミュージアムが、袖ケ浦市郷土博物館・本館。本館のほか、公園内に旧進藤家住宅、万葉植物園、古代住居の広場、アクアラインなるほど館があり、袖ケ浦市郷土博物館はその総称。本館では袖ケ浦市の歴史(原始時代〜近現代)を解説。

袖ケ浦市の歴史と、上総掘りを紹介

歴史展示室では袖ケ浦の近現代から原始時代へと、歴史を逆上って学べる仕組み。

「近現代」では、東京湾岸の埋め立てが進み、工業地帯となった過程と、昭和30年、君津郡昭和町、長浦村、根形村の一部が合併して初代・袖ヶ浦町の誕生、昭和46年、袖ヶ浦町、平川町が合併し、袖ヶ浦町(2代目)の広域化、そして平成3年4月1日の市制施行に至る歴史を学ぶことができます。

新田の開発、街道も整備が行なわれた近世(江戸時代)、中世に小櫃川の河川交通の要衡として発展した横田郷、古東海道に面した古代、そして原始時代と袖ケ浦市の歴史を紐解きます。

上総掘り展示室では、深井戸掘りの技術体系のひとつ「上総掘り」を紹介。
明治28年頃に完成した掘削技術で、先端に細長い鉄の管をつけ、地中の孔に吊す竹製のヒゴ(割竹製の帯状のヒゴ)を基本的な用具とし、突き進むにつれて竹ヒゴを継ぎ足していく方法で、500mの掘削が可能になったのです(その技術は、全国で天然ガスや石油、温泉の掘削などに利用されました)。
1日に掘り進むのは5mほどだったとか。
「上総掘り技術伝承研究会」は、国の重要無形民俗文化財に指定される「上総掘りの技術」の技術保護団体です。

袖ケ浦市郷土博物館・本館
名称 袖ケ浦市郷土博物館・本館/そでがうらしきょうどはくぶつかん・ほんかん
所在地 千葉県袖ケ浦市下新田1133
関連HP 袖ケ浦市公式ホームページ
電車・バスで JR袖ケ浦駅から日東交通バス東京ドイツ村行きで12分、袖ヶ浦公園前下車、徒歩6分
ドライブで 東京湾アクアライン袖ケ浦ICから約4.5km。東関東自動車道姉崎袖ケ浦ICから約6km
駐車場 70台/無料、袖ケ浦公園駐車場(第1〜第3)
問い合わせ 袖ケ浦市郷土博物館 TEL:0438-63-0811/FAX:0438-63-3693
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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