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千葉高架水槽

千葉高架水槽

千葉県千葉市、千葉県企業局誉田給水場千葉分場内にある高架水槽が、千葉高架水槽。千葉県営水道創設期の昭和12年2月に、千葉県水道事務所千葉水源工場の高架水槽として竣工。国の登録有形文化財、土木学会推奨土木遺産にもなっています。

千葉県営水道の創設期に築かれた正12角形の高架水槽

昭和初期、千葉県の水道普及率は、わずか1%で、上水を河川水や地下水に依存していました。
昭和8年の調査では、井戸水の3分の2が飲料水には不適と判定されるなど、水質も良くなく、伝染病の危険もあったため、千葉県では昭和9年3月31日、内務省から水道布設認可を得て、水道事業に取り掛かっています。
千葉県営水道は,給水人口25万人、給水対象区域は千葉市,松戸町など,1市12町村の計画で開始。
1日の最大給水量は3万7500立方メートルで、そのうちの1万500立法メートルは千葉浄水場が供給を担当していました。

水源は、西端の松戸を流れる江戸川の水を古ヶ崎浄水場(平成19年9月30日廃止)で浄化するのと、東端の千葉郡都村地先の地下水に頼ることに。
千葉浄水場は、本館、5本の深井戸、内径29mの配水池、そして高架水槽で構成され、高架水槽が昭和12年2月に完成し、千葉市に給水を開始しています。

千葉高架水槽は、全国的にも稀な多角形(正12角形)構造の高架水槽で、高さ30m、内径11m(貯水容量475立方メートル)。
5階建ての高さがあり、1階は配水および水槽まで水を汲むためのポンプなどが入っている機械室、2階・3階は文庫や事務室、4階・5階にあたる部分に水槽を設置、躯体の北側に玄関と階段室が配されています。

高台に位置し、頂部に水槽を設け、満水位標高が50m。
現役の高区配水用施設(通常の配水池からの配水では水圧の足りない標高の高い場所への配水施設)として千葉市の一部に上水道を給水しています。

千葉高架水槽
名称 千葉高架水槽/ちばこうかすいそう
所在地 千葉県千葉市中央区矢作町670
関連HP 千葉県公式ホームページ
電車・バスで 千葉都市モノレール県庁前駅から徒歩26分
問い合わせ 千葉県企業局水道部浄水課 TEL:043-211-8672
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

栗山配水塔

千葉県松戸市の栗山浄水場内にある円筒型高架水槽が、栗山配水塔。昭和15年に給水を開始した千葉県水道事務所江戸川水源工場(古ヶ崎浄水場、現・栗山浄水場)の付帯施設として建設された施設で、現在も現役。地域のランドマークにもなっています。国の登録

 

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