新幹線検測用車両「ドクターイエロー」を今も運用する(JR東海は引退)JR西日本の在来線用検測車両が、「ドクターWEST」。正式な愛称は「JR西日本キヤ141系気動車」で、2016年8月の京都鉄道博物館での展示以降、「ドクターWEST」と称されています。JR四国、JR九州管内も走行、遭遇すれば、大幸運ということに。
西日本のJR、3セクの健康状態をチェック
気動車(ディゼルカー)ですが、電化区間も担当、つまりはJR西日本の在来線の全線の「健康状態」を走行しながらチェックし、線路の歪みはないのかなどの情報をデータ化、保線関係者に伝えるなどの役割を担っています。
吹田総合車両所京都支所に2両・2編成が配置され、JR西日本管内だけでなく、自前の検測車両を保有しないJR四国、JR九州、さらには3セクのIRいしかわ鉄道、はぴらいんふくい、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道の日本海ひすいライン、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)、錦川鉄道、智頭急行、若桜鉄道、土佐くろしお鉄道、肥薩おれんじ鉄道などにも乗り入れています。
信号通信系統と軌道系統の検測項目を1編成で測定できる総合試験車で、肥薩おれんじ鉄道などを走ることがあることにも注目を。
2編成で西日本をワイドにカバーしているということに。
ちなみに、キヤ141の「キ」は気動車(ディーゼルカー)であることを、「ヤ」は職用車(役所の「ヤ」)を意味しています。
西日本で大活躍! 遭遇すれば大幸運の「ドクターWEST」とは!? | |
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