【要注意】JR東日本、最大31％の運賃値上げ　値上げ幅ランキング

JR東日本は、2026年3月14日（土）に運賃改定を実施。改定というものの、実質的には値上げで、「電車特定区間・山手線内」の運賃区分を「幹線」に統合。さらに私鉄との競合路線の運賃を抑えてきた特定運賃（特定区間）を解消するため、京成、京王、京急、東急東横線との競合路線は大幅な値上げとなります。

上野・日暮里〜成田は30.85％の大幅値上げ！

JR東日本は、電車特定区間は10.4％、山手線内は16.4％の値上げと説明していますが、最大の上げ幅は、京急との競合路線である上野・日暮里〜成田は、現行の940円から1230円に。
31％（30.85％）という大幅な値上げとなるのです。
京成上野〜京成成田は860円（京成本線特急で1時間8分ほど）。
対する成田線快速は、1230円で所要1時間20分と、完全に「敗北宣言」です。

それに匹敵するのが、京急対抗の新橋〜横須賀、新橋・品川〜久里浜の区間で、950円から1230円に29.5％のアップ。
品川〜京急久里浜は710円なので、JRとの差額は520円に拡大。
土休日なら横須賀線のグリーン車よりも京急快特のウイングシート（座席指定制／300円・車内購入500円）がおすすめです。
ウイングシート料金を支払っても1010円。
つまり乗車前に飲料を購入して、ウイングシートに乗車して、JRの運賃と五分五分な感じです。

【ランキング】2割以上の大幅値上げのおもな区間