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崇福寺・福岡藩主黒田家墓所

崇福寺・福岡藩主黒田家墓所

福岡県福岡市、福岡県庁近くに建つ、臨済宗大徳寺派の古刹・崇福寺(そうふくじ)。慶長5年(1600年)、福岡藩主・黒田長政が現在地に移転し、黒田家の菩提寺となりましたが、境内西北には歴代藩主の墓所が建ち並んでいる。これが福岡藩主黒田家墓所です。

崇福寺内に歴代藩主の墓石が並ぶ

藩祖の黒田孝高(黒田官兵衛、黒田如水)をはじめ、初代藩主・黒田長政、4代・黒田綱政、6代・黒田継高、7代・黒田治之、9代・黒田斉隆とその一族、また直方藩主など、現在12基の石塔が残されています。
なかでも黒田孝高の石塔に刻まれた碑文は創建当時のものとして貴重。

当初の墓所は現在の5倍以上という広大なものでしたが、福岡大空襲で焼失、戦後に改葬、合祀され縮小されているので、残念ながら往時のままではありません(黒田長政の墓碑などは、あらたに築造されたもの)。

なお、2代藩主・黒田忠之、3代藩主・黒田光之、8代藩主・黒田治高の墓所は真言宗の東長寺(福岡市博多区)に、11代藩主・黒田長博以降は東京の青山霊園にあります。

崇福寺・福岡藩主黒田家墓所
名称 崇福寺・福岡藩主黒田家墓所/そうふくじ・ふくおかはんしゅくろだけぼしょ
所在地 福岡県福岡市博多区千代4-7-79
関連HP 福岡市公式ホームページ
電車・バスで 福岡市営地下鉄千代県庁口駅から徒歩5分
ドライブで 福岡都市高速千代ランプから約1km。または、呉服町ランプから約1.5km。東浜ランプから約2km
駐車場 15台/無料
問い合わせ 崇福寺 TEL:092-651-0398/FAX:092-651-0404
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

崇福寺

福岡県福岡市、福岡県庁近くに建つ、臨済宗大徳寺派の古刹が崇福寺(そうふくじ)。藩政時代には福岡藩主・黒田家の菩提寺となり、境内には、福岡城の本丸表御門を移築した山門や名島城の遺構と伝わる唐門のほか、如水、長政をはじめとする黒田家歴代の墓所(

東長寺(福岡大仏)

福岡市地下鉄空港線祇園駅からすぐにある古刹が東長寺(とうちょうじ)で、山号は南岳山。寺伝では、806(大同元)年、唐から帰国した空海が、日本で最初に開いたといわれる真言密教の寺とされ、この西の地から、東に少しずつ広がるように願った、というの

 

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