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目白鍾乳洞

目白鍾乳洞

福岡県北九州市小倉南区、カルスト地形の平尾台にある鍾乳洞で、観光洞のひとつが目白鍾乳洞。総延長2km以上という大規模な鍾乳洞で、その一部の200mが公開されており、日本最大級の一枚岩の天井が見どころ。受付に人がいないこともあるので、なるべくなら電話で予約をしてから出かけるのが賢明。

東京・目白の学習院大学探検部が発見した鍾乳洞

昭和43年3月17日に学習院大学探検部(小野リーダー)が春合宿の最終日に発見した鍾乳洞。
実は目白洞という名は、学習院のある東京・目白に由来しています。
続いて、昭和44年8月には松山商科大学(現・松山大学)の探検部が北本洞と白蛇支洞の全長1000mを発見、巨大な鍾乳洞であることが明らかになったのです。

洞内の温度は一年を通して14度~15度と一定。
階段を下り、地下河川(鍾乳洞)へと到達します。


観光化されていない北本洞(第1ホール、第2ホール、第1プール)や白蛇支洞をガイド付きで探検するケイビングツアー(有料)も実施されています。
初心者向けコース(所要2時間ほど/最小催行人数5名)、上級者向けコース(所要6時間ほど/最小催行人数2名)に分かれています(平尾台自然の郷へ問い合わせ)。

平尾台には200を超える鍾乳洞があるといわれていますが、観光洞として公開されるのは千仏鍾乳洞、牡鹿鍾乳洞、そして目白鍾乳洞の3ヶ所です。

目白鍾乳洞
名称 目白鍾乳洞/めじろしょうにゅうどう
所在地 福岡県北九州市小倉南区平尾台3-1-1
関連HP 目白鍾乳洞公式ホームページ
電車・バスで JR石原町駅からタクシーで15分
ドライブで 九州自動車道小倉南ICから約12km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 目白鍾乳洞 TEL:093-451-6315
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

平尾台

福岡県北東部、北九州市、行橋市、香春町、苅田町、みやこ町にまたがり、標高370~710m、南北6km、東西2kmにわたる、カルスト台地が平尾台。草原の間に白い石灰石が点在し、草原に遊ぶ羊の群れを思わせる「ピナクル」、すり鉢状の窪地「ドリーネ

千仏鍾乳洞

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牡鹿鍾乳洞

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平尾台自然の郷

福岡県北九州市小倉南区、カルスト台地・平尾台にあるカルスト台地の景観を活かした自然体験施設。展望台やドリーネデッキ、野草園、遊具広場「ゆ~遊広場」、芝生広場「のびのび広場」があるほか、レストラン、土産を売るショップもあり、平尾台観光の拠点施

夏は涼しい洞窟探検! 九州おすすめ12洞

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