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中山七里

中山七里

岐阜県下呂市、下呂温泉から飛騨金山(下呂市金山町)の飛騨川と馬瀬(まぜ)川の合流点(飛騨と美濃の国境)まで7里(27.5km)に渡って続く飛騨川のスケールの大きな渓谷が中山七里(なかやましちり)。併走する国道41号や高山本線の車窓から美しい渓谷美を堪能できます。

金森長近が開削した益田街道の景勝地

天正14年(1586年)、豊臣秀吉の命で飛騨の領主・金森長近(かなもりながちか=飛騨高山藩初代藩主)が、経済力と鉱山の技術が活かして渓谷沿いに益田街道(ましたかいどう=飛騨街道、尾張街道)を開いたときに付けられた名が中山七里。
飛騨川は、貴重な財源である森林資源を伐採して筏流し(いかだながし)する河川でもあり(豊臣秀吉は、大坂城築城時の木材を流し、その後、木曽川、飛騨川を直轄領としています)、川の両岸に道を築くのは、必然的なことでした(昭和5年まで、飛騨川では木材の川流しが行なわれていました)。
また、
飛騨の人の伊勢参宮も、この中山七里を南下し、熱田(現・名古屋市熱田区)から宮の渡しで桑名に出ていました。

下原ダムの完成で、湖底となった場所もありますが、途中には羅漢岩(久野川口)、屏風岩(門原地区)などの景勝が残されています。
濃飛流紋岩(溶結凝灰岩=白亜紀の大規模な火砕流堆積物の堆積物)が削られてできた渓谷は、飛騨木曽川国定公園に指定。

長谷川伸の股旅小説を映画化した映画『中山七里』(出演=市川雷蔵、中村玉緒、監督=池広一夫、昭和36年)は、この中山七里が舞台です。

飛騨山脈(北アルプス)の南端は、乗鞍岳、または御岳山というのが一般的ですが、厳密にいえば、飛騨・美濃国境の飛騨川と馬瀬川合流点から、飛騨山脈が始まっています。

中山七里
名称 中山七里/なかやましちり
所在地 岐阜県下呂市三原
関連HP 下呂温泉観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR焼石駅から徒歩10分、またはJR下呂駅からタクシー10分
ドライブで 中央自動車道中津川ICから約55km。または、東海環状自動車道富加関ICから約67km。東海環状自動車道美濃加茂ICから約60km
駐車場 なし
問い合わせ 下呂温泉観光協会 TEL:0576-24-1000/FAX:0576-23-0071
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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