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巌立峡・がんだて公園

巌立峡・がんだて公園

岐阜県下呂市小坂町、5万4000年前の御嶽山の大噴火によってできた、高さ72m、幅120mの柱上節理の大岩壁が巌立(がんだて)、巌立峡で、岐阜県指定の天然記念物。巌立の対岸には展望台や売店などが整備された「がんだて公園」があり、巌立を見上げることができます。新緑、紅葉も見事。

御嶽山の摩利支天溶岩流で生まれた大岩壁

飛騨小坂(ひだおさか)から御嶽山の山中に入り、下島温泉からさらに濁河川の上流1kmに位置する秘境が巌立峡。

がんだて公園を起点に、途中、三段になって落ちる三ツ滝(上段6m、中段11m、下段5m)を間近で眺めることのできる延長600mの遊歩道「滝見遊歩道」も整備されています。
御嶽山の火山活動の初期の爆発で生じた摩利支天溶岩流の末端部分の断崖と滝、そして溶岩台地を探勝する遊歩コースです。

小坂川発電所工事の際に発見された溶岩流中の炭水化物の年代測定で、5万4000年前の摩利支天山から流れた草木谷溶岩流(安山岩質)と特定され(大平展望台からは溶岩流の流れたラインを眺望できます)、溶岩流の岩壁は上流17kmに渡って続いています。
根尾滝コースのあまどり岩は巌立の2倍の高さで150mもあり、巌立峡は、日本一の溶岩流の断面ということに。

巌立峡・がんだて公園
名称 巌立峡・がんだて公園/がんだてきょう・がんだてこうえん
所在地 岐阜県下呂市小坂町落合
関連HP 下呂温泉観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR飛騨小坂駅から濃飛バス湯屋温泉線で15分、ひめしゃがの湯下車、徒歩20分
ドライブで 高山清見道路(中部縦貫自動車道)高山西ICから約50km。または、中央自動車道中津川ICから約82km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 飛騨小坂観光協会 TEL:0576-62-2570/FAX:0576-62-2577
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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