岐阜県高山市清見町から、岐阜県郡上市八幡に至る全長64kmの道路が、飛騨せせらぎ街道。途中にある西ウレ峠(1113m)は太平洋と日本海の中央分水嶺となっていて、峠周辺は源流部ということに。また西ウレ峠周辺のブナの森など、沿線は飛騨でも屈指の新緑、紅葉の名所で、ドライブコースとしても人気です。
中央分水嶺を越え、新緑、紅葉も見事!
飛騨せせらぎ街道のコース途中には国道472号と国道257号の分岐に「道の駅パスカル清見」(高山市清見町)、国道472号沿いに名馬磨墨(するすみ=梶原景季の愛馬)の銅像が立つ「道の駅明宝」(郡上市明宝)の2つの道の駅があるほか、高山市清見町の各所には野菜直売所が設けられています。
中央分水嶺である西ウレ峠周辺には、ブナの森を歩く「西ウレ峠遊歩道」、川沿いに歩く「せせらぎの小径」という遊歩道も整備され、散策に絶好。
西ウレ峠にあるこもれび広場に車を入れるのが便利です。
岐阜県道73号(高山清見線)沿いの「そば処清見庵おおくら店」(高山市清見町)を起点にする「おおくら滝遊歩道」は、落差30mの大倉滝など渓谷に連続する大倉百滝を鑑賞する歩道で、滝見展望台からは御嶽山と大倉滝の両方を眺めることができます。
飛騨せせらぎ街道の新緑の見頃は、芽吹きの5月中旬〜6月中旬頃、紅葉の見頃はブナ、ナナカマド、カラマツ、ナラが落葉する前の10月中旬~11月上旬頃。
標高差があるためコース中のどこかで新緑、紅葉のピークを見ることができます(紅葉は西ウレ峠から始まり、芽吹きは西ウレ峠が最後)。
とくに西ウレ峠・こもれび広場、「おおくら滝遊歩道」は新緑、紅葉の人気スポットです。
飛騨せせらぎ街道 | |
名称 | 飛騨せせらぎ街道/ひだせせらぎかいどう |
所在地 | 岐阜県高山市清見町 |
関連HP | 飛騨・高山観光コンベンション協会公式ホームページ |
電車・バスで | 長良川鉄道郡上八幡駅から徒歩20分の岐阜バスコミュニティ八幡営業所から明宝明山行きで45分、または明宝温泉行きで1時間、各終点下車。または郡上八幡駅から高山までタクシーで約1時間10分 |
ドライブで | 東海北陸自動車道郡上八幡ICから約30km |
駐車場 | こもれび広場駐車場(30台/無料) |
問い合わせ | 高山市清見支所基盤産業課 TEL:0577-68-2211 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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