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日向見薬師堂

日向見薬師堂

群馬県中之条町、四万温泉(しまおんせん)の最奥部、日向見(ひなたみ)温泉にひっそりと建つ、茅葺きの薬師堂が日向見薬師堂。一説には永延年間(987年~989年)に碓氷貞光の創建とも伝えられる古刹で、薬師堂は国の重要文化財。入口には温泉が湧き出す石があり、四万温泉発祥の地とも。

病を治す仏様「湯前薬師」を祀るお堂

わが国では数少ない唐様(からよう)の本堂は、方三間の四柱造で、慶長3年(1598年)に伊勢国山田(現・宇治市山田)の鹿目喜左衛門が沼田城主・真田信幸(真田信之=真田昌幸の子)の武運長久を祈願して日向山定光寺(明治の廃仏毀釈で廃寺/戦国時代以前は現在の中之条町大字折田字定光寺にあったという)の薬師堂として建築したもの。
祀られる薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)は、病を治す仏様「湯前薬師」として今も湯治客の信仰を集めています。
薬師堂の前には薬師様に願を掛けるために籠もった「お籠堂」も現存。
こちらは江戸時代初期の慶長19年(1619年)の築。

日向見薬師堂
名称 日向見薬師堂/ひなたみやくしどう
所在地 群馬県吾妻郡中之条町四万
関連HP 四万温泉協会公式ホームページ
電車・バスで JR吾妻線中之条駅から関越交通四万温泉行きバスで30分、四万温泉下車、徒歩30分
ドライブで 関越自動車道渋川伊香保ICから約38km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 中之条町観光商工課 TEL:0279-26-7727
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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