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猿ヶ京関所資料館

猿ヶ京関所資料館

群馬県利根郡みなかみ町、猿ヶ京温泉にあるミュージアムが、猿ヶ京関所資料館。徳川家光治世の寛永8年(1631年)に設置された三国街道の猿ヶ京関所の役宅を資料館として再生した施設で、群馬県の史跡。展示物のなかには、かつて良寛が訪れたときの手形もあり、必見です。

三国峠を越える旅人を監視した関所跡と役人宅

猿ヶ京関は、当初は沼田藩の管轄でしたが、天和元年(1681年)、沼田藩主・真田信利の改易後は公領支配となり、高野、木村、戸部、片野の4家が明治2年の関所廃止まで交替で関守を務めています。
現存する役宅は、幕末の片野家時代のもの。

古図から現在の国道17号上に御門があったと推測されています。
館内には道中そろばん、商人の関所門通行証、道中鏡など往時の旅人の持ち物、宿場・茶店の看板など旧三国街道の宿場の品々などを展示。

三国街道は越後の長岡藩と村松藩の参勤交代(江戸時代後期には新発田藩・村上藩=会津回りで江戸へ、与板藩・高田藩=信州回りで江戸へも利用)や佐渡金山の金や人足、新潟、佐渡奉行などが通行した街道。
かつての猿ヶ京宿は三国峠・吹路宿方向に下宿、上宿と続き、さらに、吹路宿、永井宿を経て上越国境の三国峠を越え、越後側の浅貝宿となります。
高崎方面への相俣宿への道は湖底へと消え、残されていません。

猿ヶ京関所資料館
名称 猿ヶ京関所資料館/さるがきょうせきしょしりょうかん
所在地 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉114
関連HP みなかみ町公式ホームページ
ドライブで 関越自動車道月夜野ICから約17km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 猿ヶ京関所資料館 TEL:0278-66-1156
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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