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桐生市近代化遺産絹撚記念館(旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟)

桐生市近代化遺産絹撚記念館(旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟)

昭和10年頃に繁栄のピークを迎えた群馬県桐生市の織物の歴史を学ぶことができるミュージアムのひとつ。織物に加工する前の糸に「ヨリ」をかける工程が撚糸。大正6年、模範工場桐生撚糸合資会社(大正7年に日本絹撚株式会社と改称)が建築した事務所が、現在の桐生市近代化遺産絹撚記念館です。

関東大震災以前の貴重な洋風石造建造物

明治35年12月1日、当時の農商務省の殖産興業施策によって、現在のJR桐生駅南口の一帯に模範工場桐生撚糸合資会社は、広大な工場を設置。
大正7年に日本絹撚株式会社と発展改称した後、日本最大の撚糸工場として桐生の繁栄を支えました。
戦時中に軍需工場に転用されましたが、戦後は復活することなく、事務所棟も進駐軍に接収された後は荒廃していました。
昭和40年代に庶民信用組合の所有となり、改修されています。
平成25年4月27日から桐生市近代化遺産絹撚記念館として一般公開されています。

「優れた生産体制等により支えられる両毛地域の絹織物業の歩みを物語る近代化産業遺産群」の「桐生の織物関連遺産」として、近代化産業遺産の構成資産になっています(群馬大学工学部同窓記念会館、無鄰館、桐生織物記念館、織物参考館”紫”なども構成資産です)。

桐生市近代化遺産絹撚記念館(旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟)
名称 桐生市近代化遺産絹撚記念館(旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟)/きりゅうしきんだいかいさんけんねんきねんかん(きゅうもはんこうじょうきりゅうねんしごうしがいしゃじむしょとう)
所在地 群馬県桐生市巴町2-1832-13
関連HP 桐生市公式ホームページ
電車・バスで JR桐生駅から徒歩3分。上毛鉄道西桐生駅から徒歩8分
ドライブで 北関東自動車道太田藪塚ICから約9.5km。太田桐生ICから約12km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 桐生市近代化遺産絹撚記念館 TEL:0277-44-2399
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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