兵庫県神戸市、摩耶山の西麓、生田川の上流部に位置する142.6haの広大な樹木園が、神戸市立森林植物園。森林植物園の北側を西六甲ドライブウェイ(兵庫県道16号明石神戸宝塚線)が通り、駐車場、正門、森林展示館はドライブウェイ沿いにあります。園内には六甲山をはじめ日本の樹木や世界の樹木・約1200種を原産地別に植栽。
はげ山だった六甲山を植林で緑化
北日本区、アジア区、ヨーロッパ区、照葉樹林区、日本針葉樹林区、外国産針葉樹見本園、北アメリカ区、さらに神戸市との姉妹・友好都市提携のシアトルの森、天津の森、リガの森、ブリスベーンの森などがあり、植栽される樹種のうち、約500種が外国種で、日本のみならず世界の森を巡り森林浴が楽しめる仕組み。
標高は中心部の長谷池で410m、森林展示館が450m。
植物園の北側(森林展示館からメタセコイア並木を抜けた先)には、3haの広大な芝生の多目的広場ももうけられ、ファミリーにも人気のスポットになっています。
春の新緑、秋の紅葉が楽しめるのはもちろんのこと、つつじ・しゃくなげ園、あじさい園などもあり、桜、ツツジ、シャクナゲ、アジサイ、ツバキなど花の季節は格別だ。
「あじさい園」では、六甲山の幻の花といわれたシチダンカをはじめ、25種350品種、約5万株を収集して植栽。
「つつじ・しゃくなげ園」ではツクシシャクナゲ、ホソバシャクナゲなど、37種約4000株のシャクナゲ、ツツジが集められています。
六甲山系は、戦前は皆伐などではげ山状態になり、昭和15年に開設されたのが神戸市立森林植物園です。
森林展示館横の「森のカフェ ルピック」では、地元、弓削牧場自慢のソフトクリームやカレーなどの軽食を味わうことができます。
名称 | 神戸市立森林植物園/こうべしりつしんりんしょくぶつえん |
所在地 | 兵庫県神戸市北区山田町上谷上長尾1-2 |
関連HP | 神戸市立森林植物園公式ホームページ |
電車・バスで | 神戸電鉄有馬線北鈴蘭台駅から無料送迎バスで10分 |
ドライブで | 阪神高速道路箕谷ICから約5.5km |
駐車場 | 700台/有料 |
問い合わせ | TEL:078-591-0253/FAX:078-594-2324 |
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